今から28年前の4月15日
「SMAPxSMAP」の放送が始まった日。
この番組でSMAPは【アイドルから国民的スターへ飛躍した】
と、指南役さんが書かれている記事。
この記事、全森ファンに読んでほしいです。
>SMAPがアイドル冬の時代を駆け上がっていく過程において、彼が果たした役割は少なくない
と、森くんのことをとっても評価してくださっている。その上で・・・最後の一文は涙なくしては読めないから
懐かしさのあまり、思わず第1回の放送の録画を引っ張り出してきました。
指南役さんの文中にもあるけど
>レギュラーメンバーがSMAPの6人という最少ユニット。司会にお笑い芸人も入れず、保険で女性アイドル等も入れなかった。あくまでSMAPのメンバーのみ。
というあまりに画期的で、そして誰にも責任を転嫁できない彼らの体勢に、心躍りつつもどこかで本当に大丈夫か?
と心配していた私は当時から親目線のファンだったのだなぁ・・・(既にアラサー子持ち主婦ですから)
オープニングの6人の並びには痺れたよ。
そこからタイトルロゴが出て
いきなり始まった古畑パロディ。
今思えば、これを冒頭に持ってくるって、なかなかのチャレンジャー。
だって、木村君この10分ほど前まで瀬名君だったのに(苦笑)ギャップ凄いって。
でも木村君、本当に古畑になり切っていて感動した。
で、うちの且行はこの第1回の古畑ドラマの被害者(殺される役)で出ております。
今でいうパワハラ社長で慎吾をネチネチいびりまくる役。
古畑ドラマはレギュラー出演は木村君とつよぽん(草泉役)だけだから、あとのメンバーが交代で犯人や被害者を演じてたので出ない回もあるのに、第1回から森くんが出たのは嬉しかったわ・・・(たとえ被害者でも)
あ、ちなみに森くん最後のスマスマではこの回とは逆で、犯人役で出演してた。
古畑ドラマのあとは伝説の「涙のSMAP」
ルールはいたってシンプル。
一番早く泣いた人が勝ち。
って、ただそれだけのことなのにね・・・
6人が一生懸命泣こうとしてる姿だけですんごい面白かったんですけど。
普段あまり見られない真剣な顔でガチで泣こうとしているメンバー、もう最高。
そして一番早く泣いたのが、森くんで(笑)
負けたメンバーから「2本目!」の声がかかり、2ラウンドに突入。
そして、それにも勝利する森且行www
涙をポロッと出した時思わず「また俺だよ・・」って言っちゃってるのがワロタ
なんだよー!つまんねーよ!
ってメンバーが文句言って?3本目も撮ることに?(笑)
この時のメンバーの姿勢が1本目と全然違って笑えた。
最初は皆スンっとすまして座ってたのに、3本目はもう、体折り曲げて必死で泣きにかかってる(爆)
どんだけ負けず嫌いなんだ・・・みんな。
つよぽんだけ姿勢変わらないのも、なんか性格出てんなーって微笑ましく見てたわ。
みんなこんなに必死で泣こうとしてたのに・・・
まさかまさかの、且行3連勝!
いやーこれにはファンもびっくりしたわ(笑)
中居君、思わず「お前だけの番組じゃねーんだよ!番組のこと考えろ!」
って森くんに言ってるし(笑)
当時の正直な気持ち言わせてもらうと、こんなに森くんに焦点が当たるコーナー(ゲーム)って、今までなかったからこの3連勝には震えたわ。
なんてオイシイ展開!って森ファンにとって至福のコーナーだったよ・・・
そしてBISTORO SMAP
6人の時は中居君+1人がウエイターで上にいたのよね。
(記憶では慎吾と吾郎ちゃんが交互にしてたはず)
初回のお客様は女優の大原麗子さん。
ウイ、ムッシュ!のこの並びに涙出るわ・・・
初回は木村・稲垣ペア
VS 森・草彅ペア の対決。
森くんがお料理上手なことはファンの間では周知の事実だったから、うわぁ彼の手さばきが毎週見られるの!嬉しい!って、ここでも歓喜してたのよねぇ。
この時、料理初心者のつよぽんを心配そうに見に来て色々口出してるギャラリー(この後の収録ゲストの浅野ゆう子さんまで顔出してたよ・笑)の騒ぎに目もくれず
黙々と調理を続ける森くんに、萌えた
つよぽんはほぼ戦力にならず(苦笑)つまみ食いばっかりして森くんに怒られる図ww
試食タイムの時、コック帽を取ったらまー男前で!うちの且行が!
もーこれ見ただけで、食べなくても私ならこっちを勝者にする(痛い)
互いのチームの料理(カレー)を食べ合う時、木村君と吾郎ちゃんに「上手いわ!森!」
って絶賛されて「そう?」って涼しいお顔で言ってる森くん・・・
こりゃ日頃から「美味しい!」って言われ慣れる顔だな・・・って思ってたよ(笑)
木村君は「美味しい」って言われたらお顔がふにゃ~って緩んでたからね。初めての料理を褒められて嬉しい!って表情が、森くんと対照的でした。
そういうコントラストも、魅力だったんだよね・・・
そして最後は歌コーナーで締める。
初回ゲストは中森明菜さん。明菜ちゃんのファンだったメンバーもいたからきっとこの共演は嬉しかっただろうな・・・
明菜ちゃんが登場する前に6人だけで1曲歌ったのが「飾りじゃないのよ涙は」
歌い出しは、森くんのソロから。
♪~私は泣いたことがない
明菜ちゃんと一緒に歌ったのは「DESIER」
これも、歌い出しを明菜ちゃんが歌い、そのあとを引き受けてソロフレーズを歌ったのはやっぱり森くんで。
当時の森くんが
>リードボーカルとしてSMAPを楽曲面で牽引した
と、指南役さんも書いているように、このスマスマの歌コーナーでも彼はとても重要なポジションを任されていることが歌割りを振り返ってもよくわかります。
72時間ホンネテレビで森くんと再会した時、慎吾が
「森くんがいなくなって、歌はちょっと大変になった」と言っていたのは偽らざる本心だったのだと思います。
そして、歌が終わってエンディングトーク。
このコーナーも短いけど面白かったよね。
これが、1996年4月15日 SMAPxSMAP 第1回の放送のすべて。
なんて面白くて、楽しくて、洒落てる番組が始まったんだろう!!!
こういうの待ってたんだよ!!!
って、アラサーだった私は大人の鑑賞に耐えうる彼らのバラエティ番組が始まったことを心の底から喜びました。
特に、歌とビストロでめちゃくちゃ森くんがフューチャーされてることに感動した。
森ファンにとってこんな幸せな番組が、毎週見られるなんて・・・!!!
って、本当に本当に嬉しかったことを思い出しました。
でも、この収録をしている時はもう既に森くんはメンバーにもスタッフにも脱退することを伝えていたわけで・・・
笑顔の裏で、どんな思いを抱えながら6人はこの第1回の放送の日を迎えたのかなぁ・・・と、おさむさんの小説を読んだ今、改めて彼らの胸中に思いを馳せました。
指南役さんはこの第1回の放送のことを