「手紙として送られてきたメロンの迷路をさまよいながらふたたび出会う/平岡直子」。定型が77777とかっつかつなのがいい。メロンにみちみちていてしかも迷路で、こまかくあふれてるそういうなかをあなたをさがしながらあるく。7は孤独の数字だって『すべてがFになる』に書いてあった。でも、メロンに反して、意に反して、あなたに出会う。