花くまゆうさくさんのサイン本。漫画家のひととかイラストレーターのひとって、ペン字れんしゅうちょうのようなきれいな(いわば整いすぎた)字でかくひとがわたしの感覚では少ないようにも思うんだけれど、もしかしたらそれは、もはや、字も、絵として、そのときその場所その感覚でのなかの、波のようなものとしてとらえているからではないだろうか。へたとかではなくて、波のようなもの、として。字って波なんだよね、という考え方。猫も字も波なんじゃないか。突然、猫。