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日本一の桃源郷と言われる正体！
名古屋を拠点に全国で活動する
経営コンサルタントのモーちゃん
こと毛利京申です
おはようございます
早速ですが、皆さんは花桃って
ご存じでしょうか？
長野県阿智村で開催される花桃祭りが
土砂崩れの影響で今年は中止とのことです
10年ほど前にこの地域に咲く
花桃の美しさに魅了されて、
以来数年間は毎年見に行っていました
日本一の桃源郷と言われる阿智村に
咲く花桃は、とても珍しい木で、
その一本の木からはピンク、赤、
白い花が同時に咲く珍しい木です
しかも、開花した花は桜の倍以上
散らずに咲いているのです。
ここに、月川（げっせん）という
昔からの宿屋がありますが、
以前、ここの店主が、私財を投げうち
毎年花桃の苗木を１本、また１本と
川沿いに植林していったのです。
村人は、そんな店主をバカにして
みていて誰も手伝おうともしません
それでも、植え続けているうちに
少しずつ花が咲いていきました
そうなると、今まで無視していた村も
それに相乗りして、町おこしをする
ようになり、今では日本一の桃源郷
と言われるようになりました。
モーちゃんは、この話を聞き、
まるで、大分県中津市の「青の洞門」
の話を想い出します。
この話は、菊池寛の「恩讐の彼方に」
に紹介されています。
中津市街から約20分の場所にある
本耶馬渓町の「青の洞門」
かつては難所の峠で、荒天になると
崖から落下死する人が絶えなかった
この崖の横に江戸時代の僧・禅海は
ノミと槌だけを使って岩壁を掘り、
30年もの歳月を経て、1764年に
貫通させました。
このことは、恩讐の彼方に、枝葉、
尾びれ、背びれをつけて書かれて
いますが、この禅海は、元武士で
したが、親友が悪事を働き、
それを問われて逆上して切りかかった
ので防戦しているうちに誤って
親友を殺してしまいます。
それを悔いて、僧侶となり放浪の旅に出た
禅海は、荒天になると崖下に落ちて亡くなる
難所の横をトンネルを作ろうと、ほとんど
寝ずにノミを左手に「カーン、カーン」と
掘り続けます
その後、一人の若者が禅海を捜して
やってきました。
過ぎし日、禅海が殺めた中川四郎兵衛
の長男、実之助（じつのすけ）でした。
父の仇を討つため、この地へやって
来たのでした。
掘られた洞門から土を運んで出てきた男に、
りんと声をかけました。
すると・・・・
↑
ここにその小説の内容が書かれていますので、
是非読んで下さい。
モーちゃんは、小学校の紙芝居でこの話を聞いて、
涙が止まりませんでした
この月川の店主の話を聞いて、青の洞門のことを
想い出し、目頭があつくなったのです。
今年は、祭りは中止ですが、
開花も遅いので、今が見どころです。
是非、清い心を更に清めては如何でしょうか？
https://stock.adobe.com/jp/search...
追伸
あまり言わない方がいいですが、
このトンネルの結末です。
実話は、禅海は、このトンネルを通るため
の通行料を取っていたそうです
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