9月4日、東北の林道を紹介しているホームページで知った《鍵掛峠林道》の探検に行って来ました




真昼山地と県道1号線を挟んで向かいの東側に位置する山塊は《毒ヶ森(ぶすがもり)山塊》と呼ばれており、紫波・花巻にむけて広がっています




ちなみに宮沢賢治の童話に出てくる《ナメトコ山》もここにあります




事前の情報によると、鍵掛峠林道は峠を東へ越えて下った先の《山王海ダム》の近辺が若干荒れているとのことでしたが…







さて、当日は朝から晴れたり雨が降ったりとなんだか忙しい空模様




まずは前回に引き続き県道1号線を南下し、大村集落へ





大村小学校を過ぎた先で民家の間の道を左折すると尻合川に沿った《鍵掛峠林道》の始まりです






道は田んぼや牧草地を縫いながら、間もなくダートに。






ここでいきなり道の両側からススキなどのブッシュがクルマを擦ってきます (--;)




なんだかこの先が思いやられるなぁ…






尻合川を渡る橋の手前で左手に営林用の林道を分けますが、ロードマップだとこれが本来の鍵掛峠に向かう昔の道の入口とダブっているみたい




《鍵掛峠林道》の本線は橋を渡った先に続いており、杉木立の中を道が延びています




陽射しが届きづらい場所はブッシュの繁茂はなく、道の左手の川へ向けての路肩の崩壊に気を付けながら進みます






すぐに傾斜が出ますが、いきなりブッシュが少なくなります




この林道、あちこちにガードレールが出現しますが、これはかなりヤバい部分に設置されています




時々道を横切る枝沢もあるので、右手がストンと落ち込んでいる場所もあり、油断禁物!






ホツツジの花が咲いていました (^^)






雨で路面を水が流れていきます




基本的にそんなに荒れてはいませんが、時折現れるガードレールの下はかなりの落差があり、路肩がユルユルでヤバい感じ




一ヶ所だけ軽自動車幅でギリギリの崩落場所があり、ガードレールが左の谷底に落ちてました  ( ̄▽ ̄;)






おぉぉぉぉ~っ?



潜れってか??



行けるの????






アンテナ格納して屋根ギリギリ~




こんなのが何ヵ所かありますが、基本的に軽トラサイズで通れるように処理していますので、リフトアップした大型四駆はこの時点で通過不能です




また、斜面上部からの小規模な崩落もあちこちでありましたので、落石や倒木には気を付けましょう







急な登りが終わり雫石と紫波の町境に近づくと、陽当たりのいい場所は猛烈なブッシュ!




『イェーイ \(^o^)/』って感じで伸び放題でした (--;)





ブッシュの中に右上から転がってきた岩が隠れていたり、そうかといって左によりすぎると遥か眼下に谷底が見えたり…




ブッシュが車体を引っ掻く音が悲しげに響きます (T_T)






山葡萄だぁ~♪






お?






おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~っ????




通れるって書いてあったぢゃ~んっ‼ orz




これはどう見てもムリっ!




グチャグチャにぬかるんでいたのと雨が強くなってきたのとで、先の様子は見に行っていません




オフロードバイクなら通過できるのか? それともこの先にも何かの障害があるのか??




行きたい方は、くれぐれも自己責任でお願いします






ナビで崩落地点を確認 とりあえず雫石側に戻る以外に選択肢はありません







赤鉛筆の先っちょが通過不能地点




結構いいとこまで進んでたんだなぁ…




紫波町側へ約2kmほど進んだ場所にて撤退!




手前に広場があったので、そこまで30mほどバックして転回します




あとはさっき来た道をブッシュと格闘しながら戻るだけ…




しかし、まさかここで撤退とは。。(--;)








『男助林道探検』に続く