またまた親父の酔っ払いエピソードです!
親父の酒にまつわるエピソードはここ!4コマにならない話から…
これは僕が10歳の時の事です。
真夜中に当時入院中だった、親父のお母さん…つまり僕のおばあちゃんが危篤だという連絡が入りました。
寝ていた僕と弟達は起こされ、すぐに病院行く事になりました。
毎晩浴びる様に酒を飲んでいた親父は、完全に酒が残っている状態で車を運転…。
真夜中だったので、弟達は車で熟睡、僕もウトウトしていました。
しかし親父の、
「なんだこの野郎!やる気か⁈」
の声で目が覚めました。
見ると親父は、助手席の先の方を見ながら運転していました。
助手席の先は、隣の車線…。
隣の車線には、ダンプカーが走っていました。
ダンプカーの運転手は、うちの車を睨みながら走り、親父は、
「やろうってぇのかぁー!」
とすごいスピードを出して、ダンプカーを引き離しました!
しかしダンプカーも、ものすごいスピードで追いつき、また車をひと睨み!
親父はさらにスピードを出しました!
子どもながらに、すごいエンジン音と、たまに車体がフラついた感覚は憶えています!
そして助手席に座っていた母親の、悲鳴にも似た、
「やだー!恐い‼やめてー‼」
の声が車内に響き渡り、僕の記憶もここまで…。
そして次に憶えている記憶は、おばあちゃんの病院のソファーの上でした。
おばあちゃんは、この日はもちなおし、僕達も無事に家に帰れました。
しかし翌年、おばあちゃんは72歳で亡くなりました…。
親父の酒で何度も死にかけた僕でした。
よかったら押して下さい
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
iPhoneからの投稿