大晦日ですが、

 

ヒマな主婦というわけでもないですが、

 

どうしても先日観てきたイベント「Radio Crazy」(通称レディクレ)のレビューを、忘れないうちに年内に書いておきたくて、書きます。

レビューとともに、観たバンドの紹介もしたいので、少し長文になりますが、お正月のゆっくりヒマな時間にでも読んでいただけたらと思います。

 

 

 

今年9回目となるRadio Crazyというイベントは、関西のFM802主催の日本のロック・フェスで、12月の28日と29日の2日間で開催されました。

関東では、12月30日と31日にカウントダウン・ジャパンという日本のロック・フェスが開催されますので、年末恒例イベントとして両方出演されるアーティストも多いのでしょう。

 

私は、今回初めて観てきました。それも29日の1日だけでしたが、色々そのために予習もして、今旬の20代のバンドを中心に楽しんできました。

 

 

少しゆっくりめに家を出て、12時前に会場に着き、フードコーナーで少しお腹を満たしてから、まずはR-Stageへ。

 

never young beach

 

今、私のイチオシのバンド、never young beachで私のレディクレは始まりました。R-Stageは少し小さめのステージですが、わりとたくさんのお客さんが集まっていました。

never young beachはギター&ヴォーカルの安部勇磨を含むギター3人とベースとドラムの5人組、1990年前後生まれの26〜7歳で2014年から活動を開始、今年3枚目のアルバムをリリースしています。楽園感と、どこか懐かしさをも感じるギターの音とメロディーに、安部の太いヴォーカルが魅力です。

何気ない日常をわかりやすいシンプルな言葉で表した歌詞とキャッチーなメロディーが、一度聴くと忘れられない。

「ネバヤンを聴くとハッピーになれる」と言っていた声を会場でも耳にしました。

ライブは熱いながらも楽園感とハッピーな雰囲気に溢れ、観客も皆幸せそうでいい雰囲気でした。

 

 

 

OKAMOTO'S

 

このままR-Stageでネバヤンの次にはオカモトズ。

彼らも1990〜91年生まれの26〜7歳。でもキャリアは長く、このレディクレは9年連続出演しているとのこと。

メンバー全員岡本太郎が好きということでオカモト姓を名乗っているとのこと。ラモーンズみたいな感じ。

ベースのハマ・オカモトは父親がダウンタウンの浜田さん。でも、ご両親の職業など忘れそうなくらいベースの技量は素晴らしいものがあります。彼らのYouTube動画へのコメントの書き込みに「日本のレッチリ」とあり、納得してしまいました。

若いけれどキャリアがあり、技量もあるけれど勢いもあり、とっても魅せるライブでした。

 

 

 

Yogee New Waves

 

Live House Antennaという、一番小さなステージでは、これから注目のアーティストがラインナップされていたのですが、彼らYogee New Wavesと、この次のNulbarichでは入場規制がかかるほどの盛況でした。

never young beachと並んで紹介されることの多い彼らですが、サウンドは彼らこそがシティ・ポップと言っていいんじゃないかと思えるサウンド。シュガーベイブ〜1980年代の山下達郎、角松敏生などを思わせるような爽やかなサウンドが魅力です。詳細はわからないのですが、彼らも20代半ば〜後半くらいの感じです。ギター&ヴォーカルの角舘健悟を中心とした4人組。角舘が書く歌詞には独特の世界があり、引き込まれます。

 

 

以上の三組のステージでは、楽器やマイクの調整からリハーサルも全て、合間のステージ上で本人たちが行っていて、カーテンなどの仕切りもないので、観客はそれもずっと観ていることができるのです。そして、彼らもリハーサルの音出しから観客を乗せて盛り上がっていて、それがまた楽しかったです。

 

 

Spitz

 

一番大きなZ-Stageでは、今年結成30年という大御所スピッツ。さすがに入場規制がかかりました。

安定感は抜群のステージ。

しかし彼らのライブを初めて観たのですが、ヒット曲しか知らない私は最初にプレイしてくれた「空も飛べるはず」以外は全部知らない曲でした。意外とアップテンポの曲が多く、スピッツがロック・バンドであることを改めて思い知らされました。ポルノグラフィティのカバーもやってくれました。(といっても草野さんのMCで知ったわけですが・・)

 

 

 

 

Suchmos

 

同じZ-Stageで、Spitzの次にサチモス。

このイベントに行こうと思ったのは、彼らのライブを観たいと思ったからでした。

思ったより観客のノリが悪かった。なんでかなぁ。。

ステージは予想を裏切らず素晴らしかったです。

金髪になっていたヨンスのパフォーマンスは、想像以上に骨太でカリスマ性を感じさせたし、音のバランスも申し分なかった。彼らも1990年前後生まれの6人組。まだアルバムが2枚しか出ていないというのに、堂々としたステージングで大物の風格でした。

彼らの音楽を聴いて、どうして体が動かないかなぁ〜?どうノレばいいのかわからないのかなぁ?関西ではウケないのかなぁ?棒立ちで観ている人が多かったのが、私には??でした。(それとも次のアジカン狙いの奴らだったのか?)多分前方ではノッていたかもしれません。。

 

ラストに演奏したのが彼らの最新の曲ということだったのですが、ヨンスがギターを演奏し、今までとは少し違う感じの、かなりロック色の強い楽曲でした。そういう曲をラストに持ってくる彼らの自信もすごいけれど(タイトルを残念ながら忘れてしまいましたが)その楽曲のスケールの大きさといい、これからがますます楽しみになるバンドだと思いました。きっと彼らはモンスター・バンドになるに違いないし、ずっと続けて、そうなってほしいなぁと思います。

新曲はわからないので人気曲を。

 

 

 

この後のアジアン・カンフー・ゼネレーションやキュウソネコカミを見る体力は残っていなかったので、私のレディクレはサチモスで終わり。

 

スピッツ以外は、ほぼ1990年前後生まれの世代のアーティストだったのですが、それぞれが個性的で素晴らしい!

never young beachがゲストで出ていた細野晴臣さんのラジオ番組で細野さんが「今の20代とは聴いてきた音楽の話があう」とか「親近感を覚える」などと言われ、細野さんも今の20代のバンドに注目されているようです。

私も初めてでしたが本当に楽しめました!

これからも今回見た彼らに注目していきたいなぁと思いました。

 

 

 

今年一年ありがとうございました!

来年もいい音楽にいっぱい出会えますように!!

 

 

 

 

 

 

 

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