岐阜の美しい里 小那比と、郡上八幡と美濃 | MU-PHOTO Blog (フォトアート・デザインフォトなど)

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クリマも終わり、

リフレッシュを兼ね、


子供の頃に懐かしい、

岐阜へ撮りに行くことにした。



岐阜に詳しい知人にも聞き、


ユネスコ無形文化遺産に決定した、

手漉き和紙で有名な美濃市。


子供の頃に行った、思い出ある観光地、

水の町、郡上八幡。


そして、郡上に行くならと、

隠れ里と呼ばれたりする小那比にも行った。



今回は、これら場所のフォトを載せるが、


日本美の景観が素晴らしいだけでなく、

心深く考える事になった小那比を最初に記していく。


  ※以降のフォト、簡易な加工です。



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日本の各地に、過疎の村は多くある。


小那比もその一つ。


周囲を美しい山々に囲まれ、

アチコチに昔ながらの古民家があり、

まさに、日本のファンタジー作品の舞台。


都会の様な便利なものは無い。

しかし、美しい山々、清らかな水、動物たち、
それらが息づいている。


小那比の景色。村の入口あたり。


美しい小那比も過疎化が進み、


様々な事情があってのこと、

私が良いも悪いも言えないが、

子供たちの姿は見えない。

小那比の小学校は、ずっと以前、廃校になった。



小学校の入口。
当時の子供たちが作ったのだろう、
松ぼっくりなどで飾られた柱。

リフォームもされつつ、
100年以上子供たちを育んだ小学校。
校庭の雑草が、通わなくなった様を表す。

「自分が、みんなが、先生が、
光り輝く学校にしよう」

窓から校舎内を見、掲げられた言葉を目にした時、
この学校の想いが、子供たちの想いが、
素敵な学校だったんだろうと、熱く感じた。

校舎の入り口、下駄箱。

毎日毎日、「おはよう~♪」と靴を脱ぎ、
「さよなら~♪」と校舎を出て…

そんな、子供たちの光景が浮かんでくる。

こういった、 小那比を愛する言葉が
学校のアチコチにある。下もそう。

子供は純粋。
そうかもしれないが、大人だって純粋で良いと思うし、
花を想う、緑を想う、生まれた地を想う。

もうすでに、子供たちが居なくなった学校なのに、
先生も子供たちも、もう居ないのに、
大切な事を教えられる気がした。

ここは、今なお学校なのだ。

閉校した時に刻まれたのだろう。

この小学校は、 130年、子供たちを育て送り出してきた。



小那比。


まだまだ写真を撮ったが、

大切な村なんだと思うので、このぐらいにします。


縁があれば、また行こうと思う。



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そして、郡上踊りでも有名な、郡上八幡。



私が小学生の頃、親たちと来た場所。

駅からの景色、記憶は微かだが、
記憶の断片を繋ぎ、歩きまわった。

長良川が悠々と流れる水の町、郡上八幡。

アニメーター頃からの私の友人が郡上生まれだが、
それも思い出しつつ、川を長く見ていた。

町のアチコチ、水を飲める。

美味しい水を飲める素晴らしさ。
日本は素晴らしい自然の地。大切にしないと。

郡上八幡の景色。

夜遅くまでは居られなかったが、
夜になると情緒ある街灯がたくさん灯り、
町を、長良川を、灯りで彩る。

そして、流れゆく川の音が、
私達が自然と共にある事を感じさせる。

トンビ?
長良川を大きく旋回し、カッコ良く飛んでいた。


郡上八幡。


郡上八幡城もあるし、

鍾乳洞もあるし、

ちゃんと泊って、美しい町を撮らねば。



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最後に、

和紙が無形文化遺産になった、美濃市。

美濃市も小京都と呼ばれ、

江戸時代からの家並みが残っている。

長く続く江戸からの家並みの向こう、

岐阜の山がドーンとあり、

ここに立つと、おぉ~と声が出る。素晴らしい景色。

灯りアート館で撮り。
和紙と灯りで、美しい灯りアートが作られる。



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岐阜県。


海のない、この大きな県には、


郡上もあれば、美濃もあれば、

高山、下呂、白川郷…と、

美しく素晴らしい町が自然が、沢山ある。



岐阜は、私のオヤジが生まれた県。


子供の頃、よく行った場所は、

岐阜の土岐市にある柿野という温泉地だったが、


柿野も、今回の町や村も、好きな場所だ。