一つ年下のK君は、彼女が常時30人いる。
彼は私が学生時代にバイトしていた居酒屋での後輩。
10年以上、会っていなかったが
2年前に再会した。
居酒屋バイト当時、私は19歳で彼は18歳。
その頃、私は彼のことを少し好きだった。
時の彼は、どうしようもないチャラ男で
(今もそうですが)
バイト終わってから、よく自転車でススキノの
日焼けサロンに通っていた。
そんな姿を見て「可愛いなぁ」と思っていた。
現在では数ヶ月に1回ほど会って飲むという
清い関係が続いている。
飲んでる席で、彼に聞いた。
私「30人も彼女がいたら、わけわからなくならん?」
Kくん「…なる。だから、それぞれの
趣味とか出身地とか、部屋の壁に貼って覚えている」
※K君は実家暮らし。
そんなの想像しただけで
素晴らしい馬鹿さ加減である。
付き合っている女たちの
プロフィールを壁に貼り、それを見て
覚えているとか。
私「そのうち刺し殺されるよ」
Kくん「大丈夫」
私「何で」