【かわら版インタビュー】~南町防災ネットワーク 副代表 市川順子さん~(2/2) | 武蔵野市市民活動かわら版のブログ

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第10回 南町防災ネットワーク 副代表
地域福祉ファシリテーター
南町コミセン副委員長 市川順子(いちかわじゅんこ)さん


インタビュー続き ※前半はこちら>>

聴き手:
3つのターニングポイントを経て、市川さんはどのように
変化していかれましたか?

市川さん:
例えば震災後、地域の防災の取り組みに参加する機会があり、
現状はまだまだ不十分であることを知りました。

そこで、積極的に防災についての地域の話し合いに参加するように
なりました。住民として提案し、皆が安心して暮らしていける
防災ネットワークを地域に作っていけたらと思っています。

今は、小学生の保護者向けに防災への意識を高めてもらうために
学校で講演するなど、さまざまな活動に取り組んでいます。


学校で保護者向けに防災意識を持ってもらうための講義を行う市川さん

また、地域の活動を通じて強く感じるのは、多くの先輩方と出会いの
大切さです。

地域の歴史や人の動き、コミュニティについてお話を伺っていると、
今の生活に必要なことが何かに気付くことがあります。
これが地域活動の最大の利点であると私は思います。

聴き手:
市川さんにとって、活動の情報源というのはどのようなところから
具体的に得ているのでしょうか。

市川さん:
“お腹がすく”ということではないかな、と私は思います。

お腹がすくと、美味しいものを食べたいな、お茶をしたいなと思います。
そして、他のお母さんたちとお茶をする中で色々な話題が生まれ、
情報を得ることができます。

また、一人の時間を過ごそうと、静かな喫茶店に入った時も、
その店に置いてあるチラシや新聞など日頃見ていないものに目を向けると、
自分の興味・関心の幅が広がります。

子育ても多くの情報を得るきっかけとなりましたね。
子供が小さい頃は、安全なものを食べさせたいと思い、ネットで調べたり
コミセンに行って情報収集をしたりしました。

そういうことも含め、私にとっての情報収集は、お腹がすいたことから
始まっているように思えます。

聴き手:
これから市民活動を始めようとしている方々へ一言お願いします。

市川さん:
自分は市民であるとか、自分は日本人であるといったアイデンティティを
持つことが行動のきっかけになるように思います。
そして巡ってくる流れをせき止めず、思いつくまま、
流されるままということも時には大切だと思います。

気構えることなく、「まずは始めてみたらどう?」
そんなメッセージを送らせていただきます。

市川さんへの質問・お問い合わせ
メールアドレス: junko.yo@parkcity.ne.jp