【かわら版インタビュー】~武蔵野の森を育てる会 代表 田中雅文さん~(2/2) | 武蔵野市市民活動かわら版のブログ

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武蔵野市市民活動推進課と協力して、武蔵野市の市民活動を楽しく元気にするグループです。

~前回のつづき~
「活動を通じて、ゆるやかなコミュニティができ、
森が人と人とを繋いでくれているように思っています。」



第11回 武蔵野の森を育てる会 代表
田中雅文(たなかまさふみ)さん


聴き手:
主にどんな活動をされているのですか。

田中さん:
まず、武蔵野地域に根づいている生態系を維持するために外来種の除去活動を行います。また、繁殖力の強い笹を定期的に刈ったりもしています。活動後は、皆でお茶やお菓子で交流しますが、私はこの時間がとても大切だと思っています。

聴き手:
田中さんご自身がこの活動に取り組んできて、良かったと感じるのはどんな時ですか?

田中さん:
日常的な管理としては、ある程度、雑木林の自然状態を維持できています。また、参加者が活動を通じてゆるやかなコミュニティができていることも楽しみです。森が人と人とを繋いでくれているように思っています。


冬期に行う独歩の森の笹刈り作業の様子

聴き手:
田中さんご自身がこの活動に取り組んできて、良かったと感じるのはどんな時ですか?

田中さん:
日常的な管理としては、ある程度、雑木林の自然状態を維持できています。

また、参加者が活動を通じてゆるやかなコミュニティができていることも楽しみです。
森が人と人とを繋いでくれているように思っています。

聴き手:
今後取り組んでいきたいことはありますか?

田中さん:
3つあります。

一つ目は、子どもや若い世代の方、またフレッシュな高齢者にも参加してもらい、持続可能な活動にしていきたいと考えています。野外型のコミセンのような存在になれば良いと思っています。

二つ目は、都市に暮らす人と自然との共生です。今、都市の人が自然とふれあうというと、散歩で空気を味わうことが中心になってしまっていますが、木を切る、草を刈るといった自然とのやりとりをもっと活性化できたらと思います。

三つ目は、独歩の森は文学的・歴史的な資源でもあるので、観光と繋げて、武蔵野の地域アイデンティティとして形にしていき、様々なコミュニティビジネスにもつながる部分もあってよいと思います。

聴き手:
最後にかわら版を読んでくださっている方に一言をお願いします。

田中さん:
独歩の森で活動をされると皆さん口々に「癒された」とおっしゃいます。森林浴の気分が味わえ、爽やかな空気の中で人と交流することができますので、ぜひ気楽に参加してみてください!

お問い合わせ/
武蔵野の森を育てる会
TEL 090-5533-2316 FAX0422-54-8892
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E-mail info.mnomori@gmail.com