柔らかな日のひかり

甘やかに 花香り

浮かぶ あなたの笑顔

 

野を渡る青い風

梢に歌う鳥

聞こえるよ あなたの声

 

銀のしずく 月の光

金のしずく 星の光

きらめく あなたの瞳

 

胸に飛び込む仔犬の匂い

日向に眠る老犬の寝息

触れる あなたの温もり

 

あなたは

果てしなく遠く

 

あなたは

いつも隣に

 

いつか帰るその場所で

再び会えるその日

抱きあうその時まで

 

あなたの愛した北の地に

また春が来て

 

私は 歩き始める

 

        

 

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4月5日は、父、畑正憲、ムツさんの初めての

命日でした。

 

母の誕生日でもあり、きっとみんなで

笑っていたほうが喜んでくれるはず、と

仲間で懐かしい話しをしながら

温かい時間をすごしました。

 

早かったような、霞む地平線の向こうを見るような

気もする不思議な1年でした。

 

ふと見上げた空に、

吹き抜ける風に

ムツさんを思います。

 

そのときは、いつでも笑顔で

 

仕事や創作に向かうときは

厳しい表情も沢山あったけれど

結局、満開の笑顔を私たちに

のこしてくれたムツさんは

サンサン太陽だったんだなー!と思います。

 

命日の夜、お風呂につかっていたら

ふと詩が浮かんできました。

 

つたない詩(のようなもの!)ですが

ムツさんとみなさんに

届きますように。

 

そして、みなさまの心のお部屋のどこかにも

ムツさんの笑顔をとどめてくださいましたら

幸せに思います。

 

 

左は豆太郎 右はペーロラ

 

 

明日美でしたクローバー