巨大な ゴボウの意思 | 野人エッセイす

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ムー農園のゴボウ達は好き勝手な場所で猛威を誇っている。

ゴボウの生命力はたいしたものだ。

種苗メーカーの欲は種を次代に発芽させないように薬物などで操作、毎年買わせる方向に進んでいる。

当然のように花を咲かせ種が飛んでも発芽率は良くない。

それでも種の生命力は強く、発芽するものも出て来る。

土壌を記憶し、再びその地で芽を出す野菜の勢いは凄まじい。

同種が自然に交配して生まれた仮称「ムー菜やムー根」などは世界を救う野菜になるかも知れない。

数ある中で何の問題もなく勢力を広げているのがこのゴボウ達だ。

30㎝程度にしかならないエンピツゴボウの種なのだが、2世3世はエンピツどころではなく放置すれば手首を上回る大根に成長する。

食べやすいのは1年以内のものだが、大株でも十分食べられる。

トウが立ち、花が咲く時期は中にスが入りスカスカ気味だが、それでもアクはなく生で食べられるほどだ。

猛暑で野菜の成長がかんばしくない今月の宅配に、面倒だがゴボウを加えた。

特に土寄せなどはしないから最後まで掘れることはなく、上から3分の1くらいで折れてしまう。

この手首程のゴボウは2年近く経った「ひねゴボウ」だが、トウが立ってないので中身が詰まっていた。

試しに削ってそのまま皮ごと食べて見たがアクもクセもなくなかなかイケル。

しかし巨大過ぎて、いただいた人はビビってしまうだろうし、生ではなおさらだ。

これを喰らう適任者がいた、最も古い読者の「ビア」さんだ。

さっそく送ったのだが、その味を詳しく報告している。

人生初体験の生ゴボウ、読めば面白いだろう。

食ってみたい野菜会員は希望すれば送る。

会員でない人は掘りに来ればいい。

まだ野菜が届いてない人も来週初めまでには送る予定だ。


ビアさんの記事


未知との遭遇

http://ameblo.jp/via55/entry-10743897503.html

巨大ゴボウのお味

http://ameblo.jp/via55/entry-10744371901.html

旨い! スズキの生ハム

http://ameblo.jp/via55/entry-10743880308.html