山の食材お特訓 原人写人 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

シャシャンボ

フユイチゴを食いまくる原人

鈴なり 小粒な山の渋柿を採る写人と原人

シャシャンボ収穫しながら食いまくる


年末に原人から電話があった。


「野人さん 年明け2日から伊勢へ行きます」


「こ・・来んでいい うっとおしいビックリマーク


毎年年末年始は野人の仕事が最もはかどる時期だ。

世の中皆休暇で、呼び出しもなく静かな毎日。

国家百年の計、長期事業計画などやることは山ほどある。

悩み病める深刻な読者への返信も溜まっている。

ここ数年は猪や調理に振り回されたが静かな事には違いない。


この時期くらいはそっとしといて欲しいのだが、無粋なやつだ。

しかし、猪やシャシャンボ食ってエネルギー補充も原人の脳ミソには必要だから仕方ない。

マリンビレッジは9日始業だが、5日夜からお特訓することにした。


6日は原人、翌日から写人もやって来て山のお特訓・・

何度かお特訓して野草やフユイチゴなどの木の実も暮らしに取り入れている写人にとってシャシャンボのお特訓は必要、実はまだ食したことがない。

近くにシャシャンボの木はあるが、シャシャンボ群落の新天地を求めて遠出した。


暖地海岸性ブルーベリーのシャシャンボは潮風、赤土、痩せ地を好む。

鳥羽から志摩半島にかけて探索した。

シャシャンボの見分け方は難しく、繰り返し繰り返し教えながら目を慣らさなければ見つけられない。

隔年結果のシャシャンボは、実が付かない木、実がまばらな木、幼木など無数に発見したが、何とか今年大収穫出来そうな木を数本見付けた。

高木なら高枝鋏が必要だが、枝を切り過ぎれば木を傷める。

低木は実の量が少なく収穫効率も悪い。


今回最大の発見は、手が届くほどの中木だが見事に大粒シャシャンボが鈴なり、とても採り切れなかった。

しかもジューシーで甘みと酸味のバランスがとれて美味しい合格シャシャンボ。

車窓から原人が発見した初めてのシャシャンボの木で、野人は「原人のシャンシャン棒」と命名。

車道際で、あれだけ鈴なりなら真横に来ればバカでもわかる・・とは言わなかった。


興奮熱中につき、画像は撮り忘れたが・・木業機密にしておくか・・

知らないのだから道端で目立っても誰も採らない。

原人は食いながら収穫していたが、車中でも1時間ひたすら食い続けた。

原人だけでなく写人も、その他も・・食い始めたら止まらない・・が共通した感想だが、果物やブルーベリーほどの甘さ、旨さでもない素朴な味にも関わらず止まらないのは本能が求めるからだろう。


外食はトンカツに情熱ホルモン食べ放題、ビレッジでは猪炭火焼に猪カレーにイカ墨リゾット・・メラメラ

原人のうんこは・・連日にまっけ・・ご丁寧にも報告していた。

昨夜、野人は解放された・・音譜





シャシャンボの見分け方

http://ameblo.jp/muu8/entry-11736185238.html

原人写人の植物研究会

http://ameblo.jp/muu8/entry-11514560730.html

冬の木の実を食いまくる 原人猿人

http://ameblo.jp/muu8/entry-11131619642.html