大地に止まらない水 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

世界中で大地に水が止まらなくなりつつある。

雨に恵まれた日本も水不足に悩まされ、世界各地ではさらに砂漠化が進んでいる。

 

人類の水消費量の7割は化石燃料がもたらしたと言われ、石油がなければ本来は使えない水。

川の水をせき止め、地下水を汲み上げ、農業、工業、生活用水に消費されている。

 

砂漠化が進めば表土は水を保水出来ず、地下水を使い続ければ水位は下がり続ける。

川の流れが止まる「断流」現象で黄河も干上がり、水が海へ届かなくなりつつある。

川の汚染も深刻だが、井戸の枯渇による飲用水不足も深刻。

 

化石燃料に頼るほど水を使う農業も間違っているが、表土に水を止めることが出来ない農業も間違っている。

機械、燃料、人知による食糧生産は必ず破綻する。

 

食べ物は有機物であり、有機物は人が作れるものではない。 表土の仕組み、生態の仕組みを壊さない限り、永遠に生まれ続けるもの。

 

そして水は永遠に流れ続ける。

水なくして生き物は生きられない、動物も植物も・・

 

人間が関与しない限り水不足で困る山も草原もない。

関与すれば田畑は水不足で困る。

森林も伐採して表土破壊すれば乾燥地帯は砂漠化が進む。

 

水の循環の仕組み、表土と植物の仕組み・・

簡単なことだが、今の学問は完全に欠如している。

 

机に座って本ばかり読んでいればそうなるだろう。

海を見て、山を見て、流れる雲を見て、自らの頭で考えてみればよい。

 

子供の頃に不思議だったことは・・

汲んでも、汲んでもなくならない井戸水。

地下から溢れ続ける湧き水。

畑や花壇と違って枯れない野山の草。

 

水道水は美味しくないが、同じ水なのに井戸水や湧き水は美味しい。

川や海で泳げば快適で元気になるがプールは疲れる。

 

解剖図鑑があるのに、何故生き物を殺して解剖しなければならないのか・・

野外の自由観察・体験・・休日に遊ぶことと変わりなく楽しかったが、何を教えたかったのか今もわからない。

 

各地にある体験施設のプログラムや環境庁の体験プログラム・・

それもまた、何を教えたいのか目的がわからない。

体験の為の体験、学問の為の学問は役には立たない。

 

保育園では裏山に脱走する常習犯 倉庫に監禁され

小学校では怒られ 廊下に立たされ・・

遊び場、学び舎は山か川か海・・池

高卒まで学び舎は海と山だった

 

今・・つくづく思うに・・

 

学校から学ばなくてよかったな

素直に頭に詰め込んでいれば疑問など湧かなかった

 

 

滅び行く動植物達

http://ameblo.jp/muu8/entry-10530893620.html

東京湾の死滅

http://ameblo.jp/muu8/entry-10652473468.html

世界の海の死滅

http://ameblo.jp/muu8/entry-10653153487.html

 

 

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