ムベとシャシャンボの季節 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

卵大の大きさのムベが鈴なり  赤く熟すのは11月半ば

 

遅いアケビが鈴なり

熟すのは11月初旬?  通常より1カ月遅れ

シャシャンボが鈴なり

食べ頃は11月下旬から12月

ヌルデの実は 塩の実

舐めると塩味が付いたクエン酸の味

 

 

11月から12月にかけてムベとシャシャンボの季節になる。

ムベは「山の珍果」「不老長寿の妙薬」とも呼ばれ古代から重宝され、時の帝にも献上された記録がある。

 

熟すと実が開く落葉のアケビと違い、ムベは常緑で熟しても実が開かない。

皮が開いて鳥を誘い、果肉がカンピンタンになって行くアケビと、最後まで閉じたままのムベ。

お下品か、お上品かという比較もあるが、ムベのほうが日持ちが・・いや、身持ちがよく保存しやすい。

 

味の比較は、アケビの優しい甘さで美味しいが、ムベのほうがやや甘くねっとりして美味しいが、実成りの数ではアケビに到底及ばない。

 

シャシャンボは暖地性ブルーベリーとも呼ばれるツツジ科の木の実。

同じツツジ科のベリー類に高地性のコケモモやクロマメノキがあるが、シャシャンボは海岸性で潮風の当たる痩せ地に多い。

 

実の大きさは北米産のワイルドベリーサイズで、味の個体差が大きいが美味しい。原人の大好物で脳みそが覚醒するらしい。

 

この場所にはムベが最も多く、シャシャンボの数も多い。

アケビも通常より1カ月遅れて時期が重なり、上手く行けば同時に3種が試食出来る。

アケビやムベは結実量の波はあっても毎年獲れるがシャシャンボは気難しくまったく実を付けない年が多い。

 

ヤマモモの木も多く、6月にはヤマモモがりにも読者を案内するこの場所は野人の秘密基地。

今はヌルデの実、つまり塩辛い塩の実も試食出来る。

 

 

11月8日の「お出かけ木の実講習会」

定員12名で満席だったが、キャンセルで3名の空きがある。

希望者は申し込みを・・

指宿の放任グアバもオンラインショップで販売中

 

 

11月

  7(土)  協生農法講習          6200円

  8(日)  お出かけ 木の実講習     6200円

 21(土)  体調復元講習          6200円

 22(日)  植物活用講習          6200円

12月  

12(土)   農法講習会

19(土)  年末歳忘れイベント しし鍋フェア   5500円

      恒例のもちつきもあるよ音譜

20(日)  体調復元講習会

講習会10:15集合 まかないランチ付 6200円

 

ムベ   ビナンカズラ

 

 

 

 

ムベ食べたい人 ポチドキドキ

             ダウン

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