原人特集「AERA」に掲載 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

 

 

 

雑誌AERAが原人特集の記事を載せた。

伊勢にも原人のことを取材しにやって来たが、何十年も本屋とは縁がない野人には聞き覚えがない雑誌だ。

 

そこで・・原人の面白さ、どん臭さ、お笑いばかりを話したら・・

笑いながら「それじゃ記事が書けない」と言うので真面目にお話しした。  雲の上のような経歴の原人に人間らしさが出てよいと思ったのだが・・

 

雑誌が何冊か届き拝見したが、目についたのは表紙同様に1ページ全面を使った原人のカラー写真で6ページの特集。

原人の生い立ちから野人の知らなかったことまで書いてある。

 

原人は小学生の頃に「生命を科学することをやりたい」という思いを募らせ、東大で生命の学問の在り方に疑問を抱き、「生命とは何か」を研究したいと望んだ。

 

原人は野人と同じ思いを抱き、同じ道を歩いて来た。

原人と環境が異なる野人は幼少から身をもって海と山に突撃、傷を負い満身創痍になりながら自然界の仕組みの探求を続けた。

探求と言えば聞こえは良いが、動機はもっと単純であり、どうすれば海山の獲物が狩れるか、本能に逆らわず行動していた。

 

つまり、それだけ動物の動きは素晴らしく、野人のちっこい脳味噌では太刀打ち出来なかった。

理科の授業や野外学習に疑問を抱き、ロボットやサイボーグより複雑で凄い動きをする生命の仕組みとは天地の開きがある学問であることを知った。

 

生命、動植物は人間同様の「意思」を持っている。

この単純で当たり前のことがわからなければ、それを前提にしなければ生命の物理的な仕組みなど解明出来るはずがない。

 

高校一年の16歳の時、「生物学はまったく役に立たない」と学びをボイコットした。 原人が生まれる10年前のことだ。

 

無我夢中で自然界に突撃する小学生からそれまでの10年間と、17歳で志を持ったそれからの人生はまったく異なった。

生命の仕組みを解明することで間違った学問・常識を正し、世界から飢餓・貧困・戦争を失くすことを誓った。

 

17歳にしては大それた誓いだろうが、必ずやれるはずと確信していた。  まあ、子供から大人になった瞬間だな。

葛藤を続けながら非常識な原野の道を歩き続け、やっと人間の道らしきものが見え始めたのは40歳過ぎ、20年以上かかった。

 

それから5年、進む道がはっきりと見えた時、23年お世話になったヤマハを退職してこの会社を興した。

しかしそれからも葛藤の日々は続き、飢餓貧困問題、環境問題、健康問題の根源が現農業にあることに気付き、どうすればすべて解決出来るのか、方法が見つかるまで7年かかった。

 

野菜嫌いで海陸狩猟民族の野人にとって、絶対にやりたくなかった農業・・ やったこともない農業の復元理論を1カ月でまとめて実験農園を造成、実験に入った。

確信をもってブログ公開、その1年半後に原人がやって来た。

 

数ある著名な農法家と違い、苦節何十年などなく、初めてやる前に理論を作った。  理論が出来たのはあまりにもあっけなかったが、それまでが気が遠くなるほど長かったな。

いきなり農法、ではなく海から川を上り、森をさ迷い、最後に絶対にやらないと誓った農業に首を突っ込んだ。

 

野人は自分を裏切らずに生きて来たが、唯一誓いを破ったのが農業。

ここまで来て、誓いを破って本当に良かったと感じている。

 

世界どころか周囲の農家、友人にも通用しなかった野人理論・農法。

幼少より葛藤の連続だった野人を最後の葛藤から救い出してくれたのは原人。  原人もまた長年の葛藤から解放された。

 

目的が果たせればそれで良く、あまり表に出たくない野人、出さんでもいいと言っているが出している。  律儀な男だな・・

 

原人ストーリーと原人の願い。

是非皆さんに読んでいただきたい。

 

お野人のお笑い記事と違い、アエラはとっても真面目に書いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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