毛の使命 | 野人エッセイす

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは

毒が作用する生命の仕組み、それに加齢臭の原因皮膚の仕組みと2日続けて書いた。

毛の使命についてもブログ開始以来12年間書き続けたが、これもわかりやすくまとめる。

 

毛の使命、つまり役割は目的が明確なものと、そうでないものがある。

ほぼ全員に共通する毛が明確なものであり、有無に個人差がある毛は名残だ。

 

明確な目的を持つ毛は頭髪、眉毛、まつげ、鼻毛、腋毛、股毛。

そうでない毛は鼻髭、顎髭、胸毛、すね毛、その他体毛だ。

 

眉毛やまつげや鼻毛の役割は明確にされているが、頭髪、腋毛、股毛はそうではない。

たいして重要ではないとされているから、坊主にしたり剃ったり、腋毛や股毛も同様に扱うのだ。

 

生命の仕組みを解いた野人理論では、頭髪は最も重要、股毛は普通に重要、腋毛はやや重要・・と言ったところか。

 

頭髪の最大の目的は脳の冷却であり空冷作用を保つ為だ。

ラジエターのように空気の隙間を作り、風や自走風によって熱を逃がす。

空冷が限界に来れば汗による水冷に移行する。

 

汗はそれ以外に目的はなく、大量の汗は生命の危機、体力は消耗、臓器の耐用年数も寿命も縮む。

いい汗やデトックスなどは論外。

その仕組み・詳細は既に記している。

 

次に重要な股毛の役割は、有機異物、汚物の分解・浄化。

不要物の排泄機関でもある出口2か所を清潔に保つ為に存在する。

最も汗をかく場所でもあり、汗に含まれる有機物と汚物を好気性微生物が分解する為に必要な「空気の隙間」を保つ為に陰毛は存在する。

 

脇毛の役割も同様で、排泄機関はないが密着箇所ゆえに空気の隙間を作り微生物が大量の汗に含まれる有機物を分解しやすいようにしている。

 

股毛のほうが重要で大変だから長さは一定でも太く縮れ、腋毛は細く縮れも弱い。

股毛も脇毛も・・頭髪のように伸び続ければ・・シャツや短パンからはみ出て、どれだけ困るか想像してみなさい。 

使命の塊だな。 虐待されても 毛なげでご立派ビックリマーク

 

洗剤を使えば、常在微生物が一掃されるのだから毛の隙間は役に立たない。

つまり、分解掃除屋さん不在なのだから腐敗して悪臭を放つ。

それが・・わきがマタが ドクロ汗

 

ボディーソープが好きな人は毛の出番がないのだから、剃るなり抜くなり好きにすればよい。

ソープをやめれば数日で正常化、人目もトイレでの悪臭も気にならなくなる。

体を洗剤で洗うことを「前提」にするから誰も悪臭の原因に気付かず、どうやって臭いを抑えるか対処に奔走することになる。

 

年齢と共に頭髪が抜けるのはシャンプーと言う洗剤原液の直撃を何十年も続けたからだ。

そんな殺菌力の強い化学物質に頭皮の毛穴が何十年も耐えられる方がおかしい。

直撃を続けた個所の毛が最も抜けているはず。

スッキリ、サッパリと引き換えに失う代償は大きい。

 

坊主にしたり、剃ったり、抜けたりして、さらに・・

真夏に野球帽のように密着した帽子を被れば、空冷も水冷も不可能、蒸発した水蒸気も閉じ込められ、通気性が最悪なのだから熱中症になる確率は限りなく高くなる。

 

洗剤を体に使わない人で、既に脇毛も股毛も永久脱毛しちゃったら・・・しょうがない。

空気の隙間が出来ないのだから、真夏は脇をたまに少し上げながら歩くしかなく、股は・・たまに開きながら歩くしかない。

恥ずかしくなければ・・・

 

そうすれば汚物の分解は多少はマシになるだろう。

 

野人理論の基盤・・

地上の生命、動植物は例外なく脂質膜と微生物に覆われ、そのバリヤー無くして生存出来る生物はいない。

 

あの手この手で生存出来る人間は例外だが、因果応報、そのリスクは十分被っている。

どうするかは自らの判断なのだから無理には勧めないが、自然界のエコを考えるなら不要な洗剤は自らの体だけでなく川や海の水を汚染させていることに変わりない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お役に立てたら・・・クリッククラッカー

               ダウン

にほんブログ村 健康ブログ 健康法へ
にほんブログ村

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村