マツタケから学ぶ水虫対策 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

夏は水虫の最盛期、大勢の人が今年も悩まされていることだろう。

しかし、野人理論を実践した多くの人は水虫から解放されている。

しかも手間も費用もまったくかからない。

 

人類を悩ませるこの頑固な水虫。

今日は視点を変えてマツタケからアプローチしてみよう。

思考のトレーニングと考えればよい。

 

マツタケと水虫のどのような共通点があるのか。

共通点がわかれば水虫の弱点が見えて来る。

 

マツタケは「シロ」に沿って生える。

シロはマツタケの菌糸と松の根が一緒になって形成される。

キノコの本体は地上部ではなく地面の下にある菌糸で白い糸のような形をしている。

 

マツタケは栽培困難で水虫は撃退困難。

 

マツタケ菌と水虫菌の共通点は・・

「どちらも手に負えない菌」

 

マツタケは何故栽培が難しいのか。

ここに立派なヒントがあるカポネ

 

マツタケ菌は弱く、他のキノコのように湿気の高い場所では負けてしまい繁殖出来ず、地表が剥き出すほどの乾燥した場所を好む。

他の菌が非常に少ないからだ。

 

この「弱さ」は水虫も同じ。

菌は存在しても陸地で大量繁殖出来る場所などほとんどない。

だから猪も鹿も猿などの動物が水虫で悩まされることはない。

 

人間以外、悩まされる生き物はいない。

 

人間だけを水虫が好み、繁殖出来る理由は何なのか。

マツタケと同じ天敵となる「菌」が非常に少ないからだ。

 

何故そうなってしまったのか。

 

地球上の水中の生き物は例外なく粘膜と微生物に保護され、陸上の生き物は脂肪膜と微生物に保護されている。

膜は外部から皮膚への安易な侵入を防ぎ、紫外線から肌を守り、微生物は表皮で不要な菌が異常繁殖するのを防いでいる。

 

これが水中・地上全ての動植物、生き物に備わった基本的なバリヤー機能であり、これなくして生物は生き残れない。

 

水虫は人間の足で最も繁殖しているが、何故人間に菌がいなくなってしまったのか。

言うまでもなく毎日洗剤で洗い流すからであり、特に夏に臭くなる足は毎日洗う。

 

水虫にとっては天国なのだから人間には感謝しているはず。

水洗いしても良いが洗剤さえ使わなければ菌はすぐに復活、水虫菌は繁殖出来ない。

菌が繁殖しなければ当然水虫の症状も出ない。

 

まあ・・言葉を変えれば

人間は水虫菌を栽培しているようなもの、無菌にして。

ばかばかしいとも言える自らの人災・・だな。

 

本来の微生物が持ち場を死守していれば、皮膚から出る汗の有機も分解、汗臭さも消えるが「足臭さ」も当然消える。

 

洗剤を止めておよそ48時間で微生物の大半は復元、汗臭さと足の臭いはほぼ消える。

足の臭いが消えると同時に水虫は衰退し始めるから試してみるとよい。

 

ただ、洗剤やシャンプーリンス、それに類するものが少しでも床から足に付着すればそうはならない。

銭湯や温泉では不可能だな・・

 

 

 

 

 

 

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