か~さんのむかご | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

か~さんの・・・

むかご  大きな葉っぱやゴミを取り除いた後・・

1,6kg  一網打尽・・

むかごの・・

密林ビックリマーク か~さあ~~~んクラッカー 出番じゃ音譜

         ドキドキドキドキドキドキ 音譜

 

 

 

秋の味覚「むかご」で釜飯を作った。

むかごの収穫に使った道具はこうもり傘と棒・・

 

道端に車を止めると、すぐ横に自然薯の大きなツルが数本木に絡みついていた。

こうもり傘をブッシュの下に添え、背丈よりも低い位置は手で揺すり、高い位置のツルは、その辺の枯れ枝で叩くとバラバラ落ちて来る。 枯葉やゴミや虫達もご一緒に・・

 

葉やゴミを除くとクモなどの虫達があわてて避難し始めるのでそのお手伝い。

陽に当てておけばもっと早く避難、しばらく待ちましょう。

最後にむかご以外の木の実などを除いて袋に入れる。

 

この日は、低いブッシュ2カ所、やや高いツル3カ所連続、か~さんを使って一回で1,6キロ、収穫所要時間10分、ゴミや虫の除去15分。効率は良かった。

ただ・・・こうもり傘は膨らんで重くて壊れる寸前だったな。

 

むかごは自然薯の実で種芋にもなる。

自然薯の学名は「ヤマノイモ」。

栽培のナガイモやイチョウイモに比べて断然粘り気が強く風味も良い。

 

今はパイプを使って栽培されているが、肥料を与えて1年で収穫する為、真っすぐで太い栽培自然薯は粘り気が弱く、味も香りも自然薯とは程遠い。

同じ大きさになるのに赤土で育った自然薯は5年以上かかる。

天然と人工栽培の生育期間の4年~6年という差は養殖うなぎ、マダイ、ブリもほぼ同じだな。

店頭に並ぶむかごはすべてイモ畑産で収穫も楽。

むかご飯はよいが肥料のエグ味があり皮ごと生食は困難。

 

山のむかごの味は自然薯と同じようなもので皮ごと生食も出来る。

9月から11月にかけて黄色く色づき始めた細長いハート型の葉の付け根に鈴なりになっている。

つるが太く葉の数が多いほど土中の自然薯は大きい。

 

困難なイモ堀と違ってムカゴは簡単に調達出来る。

山道に車を止めればいくらでも道端にある。

このムカゴさえ覚えておけば夏から秋に山で迷っても餓死することはない。

ツルにむかごがなくても落胆することはない。

種芋なのだから簡単には腐らず、先に虫や動物が食べない限り下に落ちている。

 

自然薯もむかごも猪の大好物、丈夫な鼻で山中掘り返すのが猪。

相性もよさそうだから 今度作ってみるかな・・

 

猪肉とむかごをたっぷり使った 猪むかご釜めしビックリマーク

 

 

 

 

 

 

 

 

天然むかご食べてみたい人 ポチドキドキ

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