海へ向かう流木の群れ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

膨大な量の流木とゴミ・・この何千倍ものゴミが海へ

 

 

 

 

何故川は流れ続けることが出来るのか。

川の水は水滴一滴の集まりであり、幾つもの支流が本流に流れ込み続けるからその流れを保てる。

 

当たり前のことだが・・

支流にもまた支流があり、それが蜘蛛の巣のように続いている。 末端の末端、その蜘蛛の巣もまた細々と流れ続けている。

 

流れ続けることが出来るのは表土が保水しているからであり、そこから染み出した水の一滴が集まって支流となり、本流の流れを保ち続けている。

井戸水、地下水が枯れないのも表土が保水しているからだ。

 

上流、中流、支流、下流の表土に保水力があるほど、降雨は分散されて流れ続けるが、保水力がなければ表土を洗いながら一気に本流へと流れ込む。

 

上流の山に保水力がなく、中流の農地に保水力がなく、下流の街並みにも保水力がないのが現状であり、大雨時、上流から下流まで、本流に流れ込む支流に綺麗な水はほとんど見当たらない。

 

これでは人間が生み出した汚水すべてを海に流す下水道のようなものだ。

山間部から町までの色んなゴミを副産物にして。

大地に止まるはずの水が止まらなければ川は氾濫して洪水が起きる。

 

大雨の後の伊勢湾は悲惨な状況が何日も続く。

逃げ場のない魚介類は死滅、大量の有機無機物で生態系も変わり流木とゴミで船の航行もままならない。

 

 

 

 
 
 
 

 

 

 

 

 

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