ドリフトダイビング | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

最近、ドリフトダイビングの事故がニュースになっている。

 

「ドリフトダイビング」とは、流れのある場所で、その流れに乗って広範囲を楽しむダイビングスタイルのこと。一般的なダイビングは、オープン・ウォーター・ダイバー・コースでも習うように、「前半は流れに逆らって泳ぎ、後半は流れに乗ってエキジットポイントに戻ってくる」のですが、流れに逆らって泳ぐのは体力を消耗し、エアの消費も大きくなります。

 

潮の流れに乗って潜るドリフトダイビングでは、いくつかの注意点があります。ひとつは、エントリーから潜降、ダイビング中、浮上まで、すべてにおいてダイバーが緊密に連携する必要があるということ。流れの速い場所では、気をつけていないと、グループがあっという間にバラバラになってしまいます。ボートが後を追いかけてこられるよう、全員がまとまって行動しなければいけません。

また、ダイビング後にボートにピックアップしてもらうために、事前にしっかりと打ち合わせをしておくことも重要です。どの方向に潮が流れており、潜っているのはどのくらいの時間で、どの場所での浮上を予定しているか、万が一ボートとダイバーが出会えなかった場合はどのような手順をとるのかなどを確認し、ボートからの万全のサポートを確保しておく必要があります。

 

もちろん、いくらドリフトダイビングとはいえ、潮の流れが速過ぎたり、複雑で流れが読めないような場合は、その場所でのダイビングは避けるべきですし、ダイバーのレベルによって、可能な場合と不可能な場合があります。無理をせず、快適に潜れるコンディションであるかを見極めることも大切です。

 

 

このようなものだが、皆さんはどう思うかな。

見極めることが大切と言うが・・出来なかったらどうなるのか。

具体性もなく抽象的、不確か、不安定な内容。支離滅裂だな・・

潮の流れは複雑で海面と中層で変化、流速も不安定、完全に読むことなど出来ない。

目的はスリルを味わい楽しむためだが、お金を出してここまでやるものかな。 プロが案内するなら客はやりたいだろうが・・

 

野人は大学の海洋学部で、船舶設計と職業潜水士を目指し卒業研究は水中撮影だった。

ヤマハに入ってから日本列島最大の秘境、黒潮本流の火山島、巨大ザメの宝庫・トカラ列島で4年間常に単独潜水調査ダイバーと船長を続け、ドリフトダイビングもやむを得ず何度か単独でやった。 それしか方法がなかったからだ。

 

身に沁みた教訓は・・

人を巻き込むスポーツダイビングを絶対に仕事にしないことだった。 個人がやるのは自由だが教授も案内もしない。

セールボードや、ディンギーヨット、クルーザーヨット、水上バイク、フィッシングなどあらゆるマリンスポーツのインストラクターを務めたが、最も得意なスキューバダイビングだけは避けた。

 

28歳で三重のヤマハマリーナに責任社として赴任、以前にやっていた体験ダイビングの機材一式、コンプレッサーから数十本のエアタンク、レギュレターなど揃っていたが、野人が業務で使っても、体験メニューにはせず機材一式お蔵入りにした。

 

理由は簡単で、海底では不慮のトラブルに対処出来ず死に直結、遊びにしてはあまりにもリスクが高いからだ。

初心者コースでも同じで、不慮のパニックは避けられず、マニュアルでそれらは解決出来ない。

海底で何が起きるか、個人に何が起きるかなど誰も読めないからだ

 

母港の大学のスキューバ海洋探検部も、予想通り死者を出し解散させられた。 二人一組・バディシステムを守り続けたが・・

 

ドリフトダイビングは通常潜水と比べてはるかに危険だ。

計算通り、打合せ通りに行かなかった時は大気中と違ってカバー・修正が出来ずお手上げ。 最悪の事態になる。

職業ならともかく制御不能な一般体験はやるものではない。

上記文のように言葉でまとめても安全の役には立たない。

以前に書いた「手作りいかだでの川下り事故」と同じだな。

道理を追う物理思考と予測能力があまりにも未熟過ぎる。

 

 

1人死亡1人不明のドリフトダイビング事故 どのような方法なのか 6月には7人が一時不明の事故も (msn.com)

 

 

クローバークローバークローバークローバークローバー

 

小浜島のヤマハリゾート施設では背が届く浅いリーフのシュノーケリングで20代の姉妹が命を落とした。

体験スキューバもあり、やりたくはないが依頼を受けて野人も同行した。 野人スペシャルコースで・・

客が、入門体験ではなくもっと深く凄い場所へ連れて行けとゴネてもめて、収拾がつかなくなり前日に拝み倒されたのだ。

人間の欲望は限りなく、傲慢さは救いようがない。

断ればよいのだが、会社として受けた以上野人が行くしかない。

 

潜水キャリア十分と態度が大きく、ガラの悪い男二人をリーフが急激に落ち込む深場の絶壁へ案内した。

通常よりスピードは速めだったが、まあこの程度なら大丈夫だろうと振り返ったら、2人は後ろにはいなかった。

野人の空気は半分残っていたが、先に浮上してぐったり漂流していた二人のエアタンクは空っぽ。 ベース船からも遠い。

ぜ~ぜ~言いながら必死で泳ぎ、それで空気を使い果たした。

優雅に海底見物どころではなかったんだろうな。

 

二人を回収に来た船のスタッフから・・

 

「もうちょいで・・殺すところでしたよドクロ汗

 

「そんなつもりはなかったんだが・・要望を尊重しただけ 手とり足とり教えたら気分を害するだろうし 初心者扱いしてチンタラ進めんしなあパンチ!

 

ホテルに帰ってからも、二人は一言も喋らなかったらしい。

要求をすべて叶えてあげたから当然だろうな。

いいお勉強になったし、静かにもなってよかったな。

 

わざとやったのではない。 判断を間違えた。

まあ 人間の申告能力の予測不能だったな・・ごめん

 

海では予測不能が多過ぎるからなあ~グラサン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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