ベッド上安静生活 | 未来は無限大!超未熟児&水頭症 末っ子長男 子育て日記☆

未来は無限大!超未熟児&水頭症 末っ子長男 子育て日記☆

妊娠13週で破水、一度なおるも20週で再破水。何とか粘って26週957gで生まれ、脳室内出血による水頭症で第三脳室底開窓術、V-Pシャント術を経て元気に退院した我が家の末っ子愛息子と三人のお姉ちゃんとの日々をつづります★


入院当日は、おなかも張っている感じがあり、
今日だめになってしまうのではと、本当に怖かった。

でも助産師さんが「赤ちゃんの心音聞いてみますか?」と言ってくれて
ドップラーを当ててもらうと、ぽっくぽっくぽっくぽっく・・・と力強い心音が聞こえて
うれしくって涙が出た。

13週と言ったら、心音を聞くことができるぎりぎりの週数で、
もしうまく聞こえなかったときに、それがたとえ週数のせいだとしても
妊婦さんに与える不安はすごく大きい。

だから私のような微妙な状況のときに「心音聞いてみますか?」と
提案することは、スタッフとしてとても勇気がいるものである。
私がもし同じ状況だったらできただろうか・・・。
あの時、それでもあえて聞いてくれた若い助産師さんに、
今でもとても感謝している。

最初、あんなに流れた水も、ベッドの上で横になっていれば
ほとんど流れることなく、翌日、初めてお通じをしたとき
 (勿論ベッド上寝たままで・・・ )は流れる感じがあったものの、
3日目からは腹圧をかけても流れることなく
ナプキンにも多少の出血以外は何もつかない日々が続いた。

先生には症状の悪化がなければ、とにかく2週間は安静と点滴治療をして
それまでは診察は一切しない、と言われていた。

寝ているからでないだけで、起き上がったらまた出てしまうかもしれない。
いやいやでもこれだけでないならもう止まったんじゃない?

不安と期待がいつもせめぎあっていた。

幸いにも恐れていた感染の兆候も、おなかの張りもなく、1週間以上が
過ぎた。

この頃には寝たままで食事をすることも、歯を磨くことも、お通じだって
大分慣れた。

食事はおかずは全て串刺しで、サラダだって豆だって、
丁寧に串刺しされていた。
麻婆豆腐がメニューのときは、さすがに串刺しできないから
代わりのメニューになるのかなぁと思っていたら、
肉団子と豆腐が甘辛いたれに絡めて串に刺さっていたときには
心の中で拍手した。

毎日3回赤ちゃんの心音を聞いて元気をもらいながらの安静生活に慣れた頃、
それは当初の予定より少し早い11日目の朝に来た。