連休三日目は、今考えると調子が悪かったのかもしれない
というか、退院してから、きっとお腹は張りっぱなしだったのだと思う
あの頃はそれがもう当たり前になってしまってよくわからなかった
後から、張りの無いお腹を知って、
あの時は張っていたんだなぁと…
でもそのことに気づくのは大分先の話である…
午後になって、3時を過ぎた頃だろうか、
トイレにいくと、それまで何週間もほとんど汚れることのなかったナプキンに古い出血がついていた
おりものシートにおさまるほどだったが、久々の出血に嫌な予感がした
ベッドに横になると、それまで気にしていなかったお腹の張りが気になり出した
夕方になっても張りはおさまらない
18時のウテメリンを30分早く内服する
でも変わらず
シャワーもやめておいた
でも
いままでも調子の悪い日もあったよなぁ
とそこまで深くは考えてなかった
できることはやっている
ひたすら安静、安静、安静…
ずっと横になっていた
9時になり、夫が娘達を連れて2階の寝室に上がった
でもまだ落ち着かない
22時のウテメリンをまた30分早めに内服する
早く眠りに落ちてしまいたい、そう思っていた その時…
ブチッ
下腹の奧で、嫌な感覚がした
その刹那、ツツーと何かが流れる感じがした
急いでトイレに行くとトイレにジョロッと再び流れた
前ほどの勢いでもない
でも、でも、おりものの量ではない…
おそるおそるトイレを見ると茶褐色に染まっていた…
独特の生臭い臭い…
心臓が高鳴る…
呼吸が早まる…
なんで…なんで…なんで…
再びの…破水だった…