MFICUでの入院生活 | 未来は無限大!超未熟児&水頭症 末っ子長男 子育て日記☆

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妊娠13週で破水、一度なおるも20週で再破水。何とか粘って26週957gで生まれ、脳室内出血による水頭症で第三脳室底開窓術、V-Pシャント術を経て元気に退院した我が家の末っ子愛息子と三人のお姉ちゃんとの日々をつづります★

(むすこくん妊娠中のときの記事です。この前の記事は、テーマ : 2回目の入院~出産を辿っていただけたらと思います)

MFICUでの入院生活が始まった。

MFICUという空間に初めて入った私。MFICUの第一印象は看護実習で入ったICU(一般の集中治療室)とほぼ同様の環境だなぁ……だった。
つまりはナースステーションの中にベッドがある感じ。
一応プライバシーは保たれ、隣のベットとは薄い壁一枚で仕切られ、足下にカーテン一枚で辛うじてステーションと仕切られている。
血圧が高い妊婦さんとかはモニターがつけられているようで、時々アラームがピコーンピコーンとなって、光っているのが全部わかる。
そしてナースステーションには分娩室も併設しているので、普通に出産の方の声も丸聞こえ~だった。

私は神経が図太いし、仕事柄こういう環境が日常だったので、あまりストレスに感じなかったけど、面会に来た義兄とかは、俺こんな環境ありえね~っていっていた。
(そういわれて初めて異空間と気づいた私……)

私のベットはMFICUの中でもトイレに2番目に近いベッドだった。あとからわかってくるけど、恐らく重症さん、要注意妊婦が入る場所だった。(症状が落ち着いてくるとトイレから離れたベッドに移動していくのだが……私は最後まで移動できなかった……)



搬送前はずーーっとベット上で起き上がったことが全くなかった私。

起きて動くようになって、ウテメリンの副作用、動機息切れに初めて苦しめられた。

バクバクして座ってられない。

搬送されて初の夕食は、前の病院ではでなかった納豆と酢豚だったのに、食べたい気持ちと裏腹に息切れがひどすぎてフラフラして食べられなかった。
(妊婦の食べ物の恨みは恐ろしい。まだ覚えている位だから(笑))


MFICUに来て、初めてトイレに歩いた。でも歩いたからと言って、トイレに座ったからと言って、羊水がジャバジャバ流れるという訳でもなかった。


前の晩、お腹が張ってほとんど眠れなかった私は、搬送された安心感もあり、MFICU最初の夜、爆睡した。
夜中目が覚めると羊水が漏れてシーツまで汚れてしまった。どうやらパットがうまく当たってなかったようだった。

たぶん搬送前の病院でこんなことが起きたら、大パニックだっただろう。どうしよう。また羊水が減ってしまった。陣痛が来たらどうしよう……!

でもそのとき私が思ったのは違うことだった。

起きて歩いたからと言って羊水が出るわけでもないんだ。じっと寝ていたからと言って羊水が流れないわけではないんだ。

羊水がジャバジャバでるのでは……と歩くことが恐怖だったけど、この一件で歩くことへの罪悪感が消えた。

出るときは寝ていようが起きていようが羊水は出ちゃうんだ……。

でも、だからといって、破水してから地元の病院で過ごした、18日間の絶対安静の日々が必要なかった、無駄だった……とはこれっぽっちも思わなかった。

あの時、あの日々、頑張ってきたからこそ、今こうして動けるようになった。
そして、安心して過ごせる病院まで辿り着けたんだ。

あの日々があってこその今。


やっと、やっとここまでたどり着いたんだよね、私たち……。





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