むすことの初対面 | 未来は無限大!超未熟児&水頭症 末っ子長男 子育て日記☆

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妊娠13週で破水、一度なおるも20週で再破水。何とか粘って26週957gで生まれ、脳室内出血による水頭症で第三脳室底開窓術、V-Pシャント術を経て元気に退院した我が家の末っ子愛息子と三人のお姉ちゃんとの日々をつづります★


(むすこのNICU時代の記事です。
前回までの記事はコチラ

妊娠中のあれこれは、
テーマ 1回目の入院、及び、
2回目の入院~出産、をたどって
いただけたらと思います。)



初回歩行のあと、ついに、
むすこのいるNICUに面会に行ける
ことになりました。

夫が面会に来るのを待って、
点滴棒を杖がわりに
一緒にいったと思います。

NICUはMFICUのすぐそば……ですが、
この病院に搬送されてから、
ベッドの横幅2つ分ちょい先にある
トイレまでしか歩いたことの無かった
私にとっては、かなり遠い場所でした。


NICUに入ると保育器がたくさん……。


むすこはその中で、
入り口から2番目に近い
保育器の中にいました。


当時の写真を、今、見ると、


赤黒く、透き通るようなテカテカの肌……。


羊水のない狭い子宮の中で、
子宮壁に押し付けられていたからなのか、


全身浮腫んでいて、

それはそれは
生々しく、痛々しい姿……




でも、


当時、
初めて むすこを見た私は





無条件に……




かわいい!!




って思いました。



そして思ったよりしっかりしている!



とも……。



何故そう思えたのかはわかりません。


逆に、今当時の姿を見ると、
今のむすこと……肌が白くてムチムチした
可愛い今のむすこの姿と……比べるから

こんなに、小さく、か弱い状態で
生まれたんだ……

と改めて、ある意味ショックを
受けるのかもしれません。


でも
何の比較もない、

未熟児を、
超未熟児を産んだ母にとっては、


その子は紛れもない、


「可愛い我が子」でした。


ハの字眉で、男の子なのに
ちょっと情けない、優しい顔立ち……

誰に似たんだろう?(笑)


面会した私は顔が、
にやけっぱなしだったと思います。


未熟児を産んだ母の感情として、
あまりの小ささや、か弱さに
罪悪感を感じてしまうことが多い……


泣いてしまったり、
受け入れられなかったり、
取り乱してしまうことも少なくない


と聞いていました。


でも、そんな風には思わなかった。



駄目母ですかね(笑)


3ヶ月という早産になる母としては長い入院期間があったこと。


生まれることすらできなかったかも
しれない。

という思いが根底にあること。

今、目の前に、
我が子が、命として存在することが
どれだけすごいことか、奇跡的なことか


そう思っていたからかもしれません。




看護師さんに、

保育器に手を入れて触ってあげてくださいね

と言われました。


昔NICUで働いていた、
地元の助産院の助産師さんが、


超未熟児ちゃんを触るとき、

怖がって指先でツンツンって触る人が
多いんだけど


それだと赤ちゃんもビックリしちゃう。


子宮の壁に包まれるように、
手のひら全体で包み込むように触ってね。

って、
いつだったのか、言われたことを
思い出し、



……触りました。



ママだよー……!!
初めましてー……





……嬉しかったなぁ、かわいかったなぁ。




でも、
ずっと立ってむすこを見ていたからか、


再び目の前の景色が真っ白に……


私の顔も真っ白だったみたいで。


冷や汗ダラダラたらしながら
車イスでベッドに戻され、



こうして私の、短い、
むすことの初面会は終了しました。



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