石田さんの切子ガラス 1月15日まで、ギャラリーあみす | 近江毎夕新聞

石田さんの切子ガラス 1月15日まで、ギャラリーあみす

 大阪府出身のガラス作家、石田慎(まこと)さん(30)の作品展が十七日から、長浜市元浜町のギャラリーあみすで始まる。企画展「石田慎ガラス展」で、ガラス溶融から吹きガラス成型、カット、銀箔貼りなど製作工程のすべてを一人で担う石田さんの精緻で華やかな切子ガラス約百点を展示し、一部を販売する。来年一月十五日まで無休で展示する。初日の今月十七日と翌十八日は同ギャラリーで制作の実際を披露する。
 石田さんは江戸切子を学んだあと、理化学医療用のガラス器製造の老舗、イサミ硬質硝子(株)=東京=に六年勤務。この間、江戸切子職人展や、日本現代工芸美術展、テーブルウェアフェスティバル、現代ガラス展などに出品し入賞。昨年「shin glass工房」を設立して独立した。
 開館は午前十時から午後五時まで。三十、三十一日と元旦午前中は休廊。入館無料。