お旅所に全13基集結 ユネスコ登録で来春の曳山まつり | 近江毎夕新聞

お旅所に全13基集結 ユネスコ登録で来春の曳山まつり

 長浜曳山祭総当番(竹中一浩委員長)は、長浜曳山まつりのユネスコ無形文化遺産登録を記念し、来春の同まつり本日(ほんび)の四月十五日、お旅所(長浜市南呉服町)に出番山四基を含む全十三基を集結させる。
 長浜八幡宮での子ども歌舞伎奉納や市街地での同歌舞伎上演を終えて、この日の最終歌舞伎奉納となるお旅所に出番四基が揃う夕方からが見もの。
 全基揃い踏みは先月一日の第一回山組集会で全会一致で決定していた。お旅所での勢揃いは同祭りが国の重要無形民俗文化財に指定された昭和五十四年、六十二年ぶりに行われて以来、九回目。近年では、平成五年の市政五十周年記念、平成十八年の一市二町合併記念、平成二十二年の一市六町合併記念に続くもので、七年ぶり。なお平成十九年の長浜八幡宮別表神社昇格記念では四月十四、十五日、九十年ぶりに長浜八幡宮境内に長刀山を除く十二基が集結していたが、その後、境内集結はない。