ここ最近「考える釣り」がどんどん苦手になっているような気がする。

元々面倒臭がりなので、そういう部分はあったのだけどね。

 

ウキフカセ…もはや一番苦手な釣りと言っても良いのかもしれない。

ぶっちゃけルアーフィッシングよりも苦手かもしれない。

 

今思えばそういう釣りを昔は熱心にやっていたと思う。

実家の車を良く借りて東伊豆や初島でやっていたよね。

 

でも結局は餌取り地獄とか波や風が邪魔されて嫌になったり、コマセワークとかも途中で面倒臭くなってしまったりして?

半ば匙を投げるかのようにどんどんとウキフカセから遠退いて行った。

操作性重視の細めの道糸は、今使っているような道糸5号とかと違って、少しでも劣化すると高切れし易くなってしまい、万が一高切れを起こせば仕掛け一式サヨナラ…という目に遭うリスクがある訳です。

それ故にある程度の周期で巻き替えないとならない。

コマセの量も結構必要になる。

要はめっちゃ金掛かる(笑)

 

でも金が掛かるってのが一番の理由ではないんだよなぁ…。

 

やっぱり「センスがない」というのが一番の理由。

 

色々なウキフカセの人の動画や、SNSとかを見ていると、釣る人は本当に良く釣っている。

それが何人も何人もいる訳です。

 

自分が過去にやって、大して釣れてないエリアでもバカスカ釣っている訳です。

勿論今の自分が同じ場所へ行って、自分だって釣ってみたい!

っという対抗心的な想いはあるのだけれど、実際にやってもおそらく餌取りに翻弄されて終わるのが落ちだろう。

意地になって通うにしても、電車&徒歩での東伊豆通いは正直キツイ。

 

まあとにかくセンスがない。

仕掛けの入れ方とか、コマセとの同調の仕方とか正直わかんない。

イメージしてるつもりでも、時間が経つと考えるのが面倒になってしまう。

センスがない上に、思考力までない。

こういう釣りが向いてないのだろう。

それが出来ない自分に対しても苛立ちを覚える程に。

 

以前Twitterで私の事をバカにして来た、自称「平成の勝負師」とかいう人物に、

「そんなんじゃいつまで経っても上達しない」

なんて言葉を投げつけられましたが、正直図星です。

壁を超える前に思考停止して、そこから逃げ出してしまう。

 

まあ趣味の世界なんでそれはそれで別に許される事ですし、そんな事はやる当人の勝手なので誰にもどうこう言われる筋合いはないんですけどね。

でも、自分の人生を振り返ると、いつも面倒な事から逃げてきた傾向があり、その結果が今の人生だし…と思うと、どうも自分の不甲斐なさに凹んでしまう。

 

釣りを始めて1年とか2年の人でも、全然自分よりも沢山釣っている人がわんさかいて、俺は全然上達してないなぁ…なんて凹んだりもするし。

センスがない上に頭が固いのだろうな。

ウキフカセへのコンプレックスが、何となく人生のコンプレックスに直結しているような節がある。

「そんなん考え過ぎだ!」っと言われるかもしれませんね。

っというかおそらく言われますね(笑)

でもこれは本人にしかわからない感覚なので難しい所です。

 

自分がやっているのは、ただ単にウキを使っただけの釣り。

ウキを使った脈釣りみたいなもんです。

そう、脈釣りだね。

 

コマセの同調とか、潮目がどうとか、ヨレがどうとか、仕掛けの入り方とか……全然把握出来てません。

海の中をイメージする想像力の乏しさを痛感させられます。

単純にコマセを撒いて魚を寄せて、そこに仕掛けを入れてるだけの釣り。

仕掛けを入れるタイミングとか、コマセワークで餌取りをコントロールとか…無理。

 

おそらくそういう所から逃げた結果が「ゴロタの釣り」「夜釣り」「泳がせ釣り」「タマン狙いのぶっこみ釣り」なんでしょうね。

上記の釣りは細かい所では色々な要素があるとは思いますが、基本的には「センス」なんて事よりも「知っているどうか」という事が最重要ポイント。

 

「知っている」というのは、釣れる場所・仕掛け・餌の種類・釣れる時間帯・釣れる潮回り(潮位)・釣れるコンディション(波や天気)等の、釣れる確率が高くなる条件の事…とでも言いましょうかね。

これは知るまでは大変な部分あるかもしれませんが、一度知ってしまえば実践する事自体はそこまで高度な技術は必要ないと思います。

「ゴロタの釣り」「夜釣り」「泳がせ釣り」「タマン狙いのぶっこみ釣り」…これらの釣りは、知ってさえいれば本当に釣れる。

あ!でも「すぐに釣れる」という訳ではないですからね!

条件を押さえた後は、ひたすら粘って継続すればゴールは必ずやって来る!という意味です。

継続する根性が大切です。

センスがなくても粘れる人には結果が付いて来るという感じですかね。

泳がせもぶっこみも、釣れる場所で釣れる時期にとにかく粘って通い続ければ結果が出る確率はどんどん上がる。

 

でもウキフカセって、知っていても「実践する力(センス)」がないと全くもって掠りもしない…。

幾ら粘っても、センスがないとマジでラッキーパンチ頼りな状態に陥る。

 

ワタシはまさにそれ!

それを「面白さ」と捉える事が出来ない。

実践出来ない自分の駄目さ加減に呆れるばかり。

 

ならやらなきゃ良いのだが…なんか悔しくてちょいちょい手を出しては、挙句酷い目に遭う。

こんな事の繰り返しで嫌になる事ばっかしだ。

 

とりあえず早くぶっこみ&泳がせの季節来ないかな~♪

思考停止人間にはそういう釣りの方が良いみたい。

 

何が言いたいのかはわかりません。

もうこれはただの愚痴というか、ガス抜きの類です。

 

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村