石川 道
皆様こんにちは!

仏教の冒険の旅へ
ようこそおいで下さいました。
愉しい時間をお過ごしください。



日蓮宗千葉県北部青年会 石川と申します。

では、私からは、この春新社会人になった貴方へお話させて頂きます。


長く苦しい就職活動を終え、
晴れて入社し、営業職や接客職に就かれた方は多いのではないでしょうか。
(文系出身者8割が営業職というデータもあります)

私は大学を卒業してよりこのかた、
サラリーマンと僧侶という二足の草鞋を履いており、サラリーマン生活では、
Webサイト運営管理、人事、総務、営業など経験しましたが、現在は接客職に従事しております。

サラリーマン、ことに営業や接客職の使命としては、

•お客様のご要望の本質を聞き理解し、
満足頂けるサービスを提供する

という基本使命がありますね。

これが中々どうして難しい。

お客様に満足頂けることもありますが、同じくらい、もしくはそれ以上、
満足頂けなくマイナスなご意見を頂く事があります。これ避けては通れない道。

特にクレームに発展してしまったとき、
非常に強いストレスを感じて、、、

•クレーム対応なんてしたくない。
•自分にはこの仕事は向いていない。
•他に自分に合う仕事があるはずだ。

なんてマイナス思考に陥ったり。

私は、何度となくこの壁にぶつかり
辞表を提供したこともありました。
(上司に受理されず)

しかし、壁を乗り越えられたのはある格言のお陰。

それが冒頭の相田みつを先生の詩。(先生は、仏教を信仰されており、座禅を悟りに至る修行とする禅宗僧侶に師事)

゛どんな仕事をしてても、辛いことはある。
あっちの会社の方がよかった等、
隣の芝は青く見えるけれども、
どの仕事をしている人も
皆同じ様に苦しみを抱えている。

だからこそ自分も石の上にも三年で踏ん張り、
地道に努力を継続すれば道は開ける。

同時に、皆苦しみを抱えていることを理解したなら
人に対する慈悲の気持ちを育てなさい。゛

私はそのように拡大解釈•納得し、
サラリーマン生活を続けられてします。
今だに心折れそうにもなりますが。

やっぱり人間踏ん張らないといけない時があるんですね。(自戒の念も込めてます)


苦情やクレーム(金品強要、時間に対する対価要求など悪質クレームは除く)に対して、上記しました『慈悲』の効果は高いですよ。
(慈悲の意味はGoogle検索か、菩提寺、このブログに質問して下さい)

基本的に、プンプンされてるお客様の心の中は、

『どうして、この私の゛期待要望゛に応えてくれないのよっ』。
『私はは客なんだから゛言うこと゛を聞け』等
すなわち

満たされない苦しみ

を感じているのです。


しかれども、貴方の慈悲(慈悲喜捨)の力によって

『この苦しみを無くしてあげたい。』

心からそう思うことが出来れば、
じっくりお客様の要望の本質も理解出来ますし、要望に応える手段を冷静に探せるのです。

要望に応える手段があれば提供すれば良いですし、それがなくても、一生懸命対応した貴方の気持ちも伝わり、お客様の満足に繋がるのです。

業種にもよりますが基本的には

•お客様は何か不満不安を解決する手段を
探しにきている

それに対して此方は

•不満不安を理解して解決できる手段を一緒に探す

これに尽きると思うのです。

さてさてまだまだ語る事はつきませんが、続きはまた明日の朝にお会いしましょう。

ではまた土曜日の朝に♪
こちらもチェック↓
日蓮宗千葉県北部青年会 公式ウェブサイト
(http://www.n-hokuseikai.com)