ソーラーシェアリングによる太陽光発電の視察の帰りに知り合った千葉県の大久保さんという方から、「何とかしようよプラットホームの会」を立ち上げ、「プラットホーム用ネット転落防止装置」を発明し、特許第6497670号として特許登録が認められたという連絡をいただきました。

 

自力で日本の特許庁に出願し、国際出願の手続きも自分で済ませたとのことです。私も頻発するホームからの転落事故についてホームドアの設置を急ぐべきと考えていたので早速特許明細書を読んでみました。従来のホームドアより簡便で、設置費用も少なく済み、その上ドアの位置が異なる車両でも利用できる大変優れた装置だと思いました。

 

原理は簡単で、テニス用ネットをもっと長くしたものをホーム全長に上下できるように設置し、列車が入っていない時には人がホームから転落しないようにネットを下げておき、列車が入って止まったのちにネットを上げて列車に乗れるようにする装置です。

 

既に大久保さんのところには実用化を進めるための協力の申出が来ているようです。私も連休明けには国交省の担当者を呼んで、意見を聞いてみるつもりです。