今日午後1時45分から1時間の予定で、衆院経産委員会で、世耕経産大臣を相手に一般質疑に立ちます。原発ゼロ基本法を立憲民主党など野党4党で昨年3月に提出し、衆院経産委員会に付託されて1年以上が経過しました。この原発ゼロ基本法に対し自民党など与党はいまだに「審議開始拒否」を続けています。今日は一般質疑なので、原子力政策をテーマにすることもできるので、実質的に原発ゼロ基本法の考え方について、世耕経産大臣の意見を聞きたいと思っています。

 

また新規制基準で新たに盛り込まれたシビアアクシデント対策とテロ対策についても質問する予定です。安倍総理はしばしば「世界で最も厳しいレベルの新規制基準」と発言していますが、まだ新規制基準に盛り込まれたテロ対策のための特定重大事故対処施設の整備は完了していません。先日、原子力規制委員会は期限までに整備が完了しない場合、再稼働している原発を停止させることを改めて決めました。その直後の記者会見で菅官房長官は「原子力規制の在り方については、高い独立性を有する原子力規制委員会の判断にゆだねる、これが政府の一貫した方針であり、その方針に変わりはない」と言明しました。この点についても経産大臣の見解をただしたいと思っています。

 

時間が許せば電力システム改革についても問題点を指摘したいと考えています。関心をお持ちの方はネットで中継するのでご覧ください。