最近大新聞の広告欄に「WiLL」とか「Hanada」といった安倍政権礼賛記事が満載の雑誌の大きな広告が目立ちます。. 相当の広告料を払っているのでしょう。新聞本体の主張とはかけ離れていても大きな広告がその新聞に出ていれば、その新聞の読者にそれなりの影響力が期待できるのでしょう。雑誌自体の販売拡大よりも広告を掲載させこと自体を目的としているのでしょう。

 

SNS上でもその道の専門集団に費用を払えば、特定の対象者に好意的な意見が多いように見せたり、逆に批判が多いように見せることが、いろいろな手法によって可能だそうです。

 

政治家や評論家が自論を展開するのはもちろん自由ですが、資金力によって賛同者が多いように見せたり、その逆が横行するのはかないません。私も2011年5月20日付の安倍晋三議員のメルマガで「菅総理が海水注入を止めたので原発事故が拡大した」というフェイクニュースを流され、それを打ち消すのには大変苦労しました。東電が海水注入は継続されていたと発表したのちでも安倍総理のフェイクニュースを信じている人がいるからです。

 

事実、つまり本当の事か、それともフェイクニュースつまり虚偽情報かを見極める眼力が必要な時代です。桜を見る会に関する安倍総理の釈明を信じる人はいるのでしょうか。私は信じることはできません。皆さんはどうでしょうか。