はじめまして・・もしかしたら、お久しぶりの方もいらっしゃるかもしれませんね
永末春美です。
今日から、また日記を綴ることになりました。
ホテルのお仕事で大切な「ホスピタリティ」をキーワードに日々の想いを言葉にしていきます。
私が想う「ホスピタリティ」とは、人に幸福感を感じてもらうこと・・。
マザーテレサの言葉に
「本当に怖い病気とは、あなたのような人間がこの世にいてもいなくてもいいのですよ。と言われたときの孤独です。この病気ほど怖いものはないのです。この病気を治す病院も薬もないのです。この病気は優しい心でしか癒す事ができないのです。」
という一文がありました。
ホテルの語源はホスピスと言われます。
旅の途中に食事を提供したり、時には病気や怪我を治療したことをホスピスといい、それが転じて泊めることがホテルになったそうです。
そんなことから、ホテルではもちろん病気は治せないけれど、人の心を癒せるようなレシピがなければならないと思っています。
人を癒す「優しさ」と「笑顔」が溢れる、訪れた人々が本当に心から癒されるホテルでありたいと願います。
そんな優しい空気が流れる空間であるために、従業員にも心からの笑顔とこの仕事への誇りや、やりがいを感じてもらいたいと思っています。
支配人のお仕事は、
1.ホテルの売上、経常利益を向上させること。
2.ホテルの知名度、ブランド力を向上させること。
3.従業員の雇用を守ること。
顧客満足を高めるために、従業員満足を高める。顧客満足も従業員満足も高める為に成果を出す。
成果とはもちろん数字のこと。
とてもシンプルなようで、このあたりまえのことをあたりまえに実行し継続することが、どれだけ難しいことかを支配人のお仕事9年目の私は身にしみて感じています。
接客が好きなだけでは、ホスピタリティの心だけでは、マネージメントはできません。
従業員にどれだけ数字を理解してもらえるか! 売上目標は! 目標稼働率は! 営業利益は! etc。
結果、目標が達成できたとき、成功体験を共有できたときの満足感は働く喜びとなり、自信となり「自分満足」に
つながるのです。
人は誰しも自分の存在価値を認めてもらいたい欲求があります。
一人一人が、自分で自分の存在価値を感じられることが、リーダーとしての本当の「優しさ」なのかもしれません。
そんな「優しさ」と「幸せ」の連鎖が広がる職場環境やホテルになりますように・・。
それが、私の大事なお仕事です