ほにゃーーん
昨日は福岡、同時再建が2件、手術は全部で6件もありました
働かせ過ぎ!
でも、スタッフのみんなもなんとか患者さんの希望に合わせて
手術を受けてあげたいと、必死で働いているのです
外来の看護師が要領が悪いので、患者さんを待たせないようにきつく指導しましたが
あとで聞いたら、38.5度も熱があったのに
人手が足りないので働いていたそうです
いまごろ、ダウンしているでしょう

医者もたとえ熱があっても、寝不足でも、けして休みません
仕事に不満があってやめる看護師にも
今日のこの仕事を笑顔ですませてからやめろ!
といいます。目の前の患者さんは私達が頼りなのですから

しかし、医療が他のサービス業と違うところは
サービス業は非日常の夢や憩いを売ってるのです
普段行ったことのないところで食べたことのない物をたべる
日常の生活とは格別の特別感を売っているのです
しかし医療は日常です。患者さんの満足度はもちろんでしょうが
命や処置の緊急度に応じて優先することがあります
それをご理解いただきたいと思います
そうでないと、若い医療者は燃え尽きてしまいます

講演会もじつは身を削っているのです
日曜日を返上して日帰りで地方に行き、
その度に新しい原稿を書き
参加者と握手をして記念写真を撮る

その時間に本を書けば、テレビに出れば何十万人もの人に情報を伝達できる
しかし講演会はほんの数百人です
にもかかわらずなぜ講演会を続けるのかといえば
一人一人と握手して記念写真をとることによって
その方の幸せを祈るためです
その方の生活習慣を変えて運命を変えたいからです

よくコメントで
「あー行きたかったけどちょうど用事があって、また今度来てください」
「わたしの町にも来てください」
と言われますが
そう簡単に何度も行けないのが実情です
体が壊れてしまう
これからは講演会の回数もだんだん少なくなるでしょう
次の札幌で燃え尽きて
新しいネタが出るまで
新規の講演会は自粛します

札幌で会いましょう