交通事故死が増えたら、政治は何やってんだ、という前に自分たちの振る舞いbehaviorを見直しましょう

コロナ禍で菅さんが責められていますが、感染起こすような所には出かけない、良く手洗いして人と会わない、感染対策は私たちのbehaviorの問題です。

 

で、本日66歳になりました。

いったい何歳まで生きられるんだろう。

ということで昨日から人生の節目の話を書いています。

 

中国の暦は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸(こうおつへいていぼきこうしんじんき)の十干(じゅっかん)と、子・寅・卯・辰・巳・午・羊・申・酉・戌・亥(ルビねうしとらうたつみうまひつじさるとりいぬい)の十二支との、60通りの組み合わせによる干支(えと)で表します。

 干支が一巡すると60年で暦が還るために「還暦」と呼ぶようになりました。皆さんも60歳になると赤いちゃんちゃんこを着せられますよね。江戸時代の平均寿命は45歳だったために、長寿のお祝いをしていたのですね。 

 70歳は古稀。唐の詩人、杜甫の「人生七十古来稀なり」から来ています。

 ここからは「年を重ねる」にかけて数字の重なる年がお祝いですね。

 77歳は喜寿。七を上にひとつ下にふたつ書くと喜の略字だからですね。

 88歳は米寿。八十八と書いて米と読みますからね。

 99歳は白寿。百から一引くと白という字になりますからね。

 111歳は皇寿といいます。皇の字は、白と一、十一と書きますよね。白と一で百、それに十一を足して百十一というわけです。

 さてここからが本題です。120歳のことは何というでしょう。還暦の倍ですよね。ですから大還暦といいます。

 古来、伝説上の聖人は大還暦で往生しています。

 中国の始祖である三皇五帝の一人、神農(しんのう)は医学と農業の神様ですが、120歳。

 ユダヤ教とキリスト教の預言者である、モーゼも120歳。

 日本の天皇家の始まりは神武天皇、このかたも126歳ですね。

 それでは130歳のお祝いは何と呼ぶでしょう。

 ご存じないですか。それもそのはずです。呼び名がないのです。有史以来、120代まで生きた人はいても、130歳まで生きた人はいないのです。

 すなわち大還暦が人間の限界寿命なのです。

 人生の節目でいえば、11の二乗=121歳。これが人生最後に訪れる節目なのです。私達はここまでの寿命を持って生まれてきたのです。今、還暦を迎えた人は人生の折り返し地点。まだ60年もの長い人生が残っているのです。

 では私たちの体のどこにこの節目が刻んであるのでしょう。それを解明してゆきましょう。

 

今日はここまで