姉は11月に入ってさらに体力は落ち
話す時間も少なくなり
1日のほとんどの時間を眠って過ごしていました
食事はお粥やうどんも入らなくなり
フルーツやゼリーなどサッパリしたものを
少しずつ食べる程度
不思議なことに
この頃から吐き気はほとんどなくなりました
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11月1日（お別れの約2週間前）
妹家族も呼んで
ハロウィンパーティーをしました
食欲はずいぶん落ちていたのですが
小さく作った手巻き寿司を
2つ食べてくれました
ケーキも準備していたのですが
みんなお腹いっぱいだったので
外で遊んだ後に食べようと思い
みんなで外に行こうとしたら
姉「ねぇケーキまだ？」
（えーーー！お姉ちゃんもケーキ食べるんかいっ！）
妹と大爆笑
さすがお姉ちゃん！
ケーキを出すと喜んでくれて
ちょっとだけ食べることが出来ました
ハロウィンパーティーの日
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11月9日（お別れの1週間前）
体はだいぶ痩せてしまい
自分で寝返りを打つのもやっとという感じでした
筋肉がこわばってしまうため
毎日手足を動かしてリハビリをしたり
軽くさすってマッサージをしたりしていました
その日も妹とマッサージをしながらおしゃべりをしていました
私「こないだテレビで見たんやけど、この近くでチョコレート専門店があるらしいよ。聞いたことある？」
妹「いや知らん、聞いたことないね」
私「〇〇っていうお店やったけど調べて行ってみたいね〜」
すると突然！！
姉「それ知っとう」
（寝てると思ってたら起きてた
）
）（しかも話聞いてた〜）
）私「えーお姉ちゃん知っとん？」
姉「聞いたことある」
姉「でも私行けんやん」
（行く気満々やったんやん
）
）私「なんで？」
姉「だってキツイもん」
その言葉を聞いて私は部屋にいられなくなり
急いで部屋を出て行きました
そして一気に涙が溢れてきて
涙が止まらなくなりました
そうよね…
お姉ちゃんともう出かける事はないのかも…
でもお姉ちゃんもまた3人で出かけたいと
思ってるんやね
いままでは
「あのお店行ってみたいね」
「いいねぇ 行こいこー」
ってなってた何気ない会話が
もう出来ないのかと思うと
悲しくて…
寂しくて…
仕方がありませんでした
3人でおしゃべり出来る時間が
ずっと続いてくれたら良いのに…
そんな願いも虚しく
お別れの日は
ちょっとずつ近づいていました…
ちょうど2年前の2018年12月19日
姉とディズニーランドに行きました
抗がん剤も終わって体力が戻ってきたので
神奈川に遊びに来てくれた時の写真です
いつもお読みいただきありがとうございます
今週は真冬の寒さになるようですので
皆さま体調に気をつけて暖かくしてお過ごし下さい