KANさんのことをダラダラと書く自分的企画。

 

私の中で、私はずっと

他の人ほどKANさんのこと

ガチファンじゃないな、って思っている。

 

みんなが持っているような

ライブのチケットも昔のものは残ってないし

ファンクラブの会報も残してないし

なんなら、途中で多分、退会してる。

雑誌とかも昔切り抜いた記憶はあるが

切り抜いたあとどうなったか記憶にない。

 

以前も書いたことがあるんだけど

フランスに行く前はKANちゃんの音楽は好きだけど

KANちゃんの人となりを深くしってたか?と問われると

そこまで深く興味があったとは言い切れない。

 

 

KANさんが作る音楽の中に登場する男の人が好きだった。

KANさんの歌詞がとても好きだった。

そして、その歌詞が紡いでく旋律が好きだった。

 

だから「KANさんそのもの」というよりも

「KANさんの音楽」が好きだった。

 

KANさんにいろんな理想を重ねていた。

こういう人と出会いたい。

こういう考えできる人になりたい。

 

毎日毎日、KANさんのCD聴いてた。

KANさんは私の中で

男の人の弱い部分を素直に歌う

ほんとうに理想の人だった。

 

なので、KANさんのライブに行った時に

そのギャップに大きなショックを受けた。

 

えっ?みたいな。

 

これまでの私が行ったことのあるコンサートの

アーティストたちはラジオでどんな面白いこと言っても

コンサートではかっこよかった。

ちょっと笑っちゃうようなMCはあるものの

基本、コンサートはなんか別世界でクールだった。

 

 

KANちゃんは他のアーティストと

違った意味で別世界だった(笑)

 

 

まだ、KANちゃんの深い魅力に気づいてない私は

KANさんの音楽に触れるのは

CDだけでもいいかな、とか思ったりしてた。

 

KANちゃんのライブに一緒に行ける

KAN仲間ってのもいなくって

当時はまだ若くて「一人でライブ行くなんて寂しい」

って思ってたりもしてたんだよな。

 

それが、フランスへ行ったってわかってから

どうしようもない喪失感で。

 

このまま、もう、帰ってこないんじゃないか?

帰ってきたとしても、人前で

歌うことはないんじゃないだろうか?

ライブもっと行っとけばよかった。

 

もう、どうしていいかわからんくなって。

ネットで情報探して

ファンサイトとか訪問しまくって。

 

 

なので、KANちゃんが日本に戻ってきてから

「もう、過去の過ちは繰り返さない!」と

KANちゃんを追いかけるのに必死になってしまった。

 

 

つまりは、わたしはKANちゃんがフランス行く前は

「強めのKANさんのファン」だけど

コアなファンかと聞かれると

「僕はただのひとー」って感じで。

 

KANちゃんがフランスからかえってきてから

「そこそこガチなKANさんのファン』になった気がする。

 

 

KANちゃんがフランスに行かなかったら

いつしか、日々の生活のいろんなことに押しつぶされて

私はKANちゃんの音楽をいま、聴いてなかったかもしれない。

 

 

そういう意味で、ありがとうフランス。

いろんな意味でありがとうフランス。

 

 

いまでも、KANさんのことを好きになったきっかけの

「君が好き胸が痛い」をはじめて聴いた時のこと思い出す。

 

イントロ流れた瞬間に引き込まれて

その後、歌詞カード見つめながら

CDプレーヤーの前で口をポカーンと開けて

何回もリピートで聞き続けてた。

 

あんな衝撃的な音楽との出会いって

KANさん以外に経験ないなぁ…。

 

 

 

 

最初からKANさんの音楽だけじゃなくて

KANさんそのものの魅力に気付いていた

コアなファンの方々はほんとにすごいと思う。

 

逆に気づけてなかった自分に

なんてもったいないことしてたんだよぉ!って思う。

 

「何やってんだよ、オレ」

 

 

 

けど、後悔はない。

多分、この経過を辿ってこそ

わたしがKANさんに深くハマる経過だったのだと思うから

それはそれで良かったんだろうと思う。

 

 

KANさん、最後にほんと

すんごいアルバム残して、去っていったよな。

 

ジャケ写もかっこいいし

どの曲もほんとすんごいいいし。

 

KANさん知らない人にも

ぜひ手にとってほしい。

 

サブスクでもいいんで

ほんと、どうぞ、よろしくサブスク!

 

 

10曲目のエキストラは、ほんと、

「君が好き胸が痛い」とおんなじくらい衝撃うけた曲なんで

KAN初心者の方にも、ぜひ