最近、岩井志麻子さんの作品を
 
夢中になって読んでいて
 
夜も眠れません。
 
読み出したら止まらないのと
 
怖いのとで。笑
 
 
 
 
きっかけは朝ドラ『カムカムエブリバディ』。
 
欠かさず見ているのですが
 
ドラマの最初(安子編)の舞台が岡山県。
 
 
雉島家のお母さん(YOUさん)の登場シーンがいちいち怖くて
 
まさに「ぼっけえ、きょうてえ」だ!
 
という話題を
 
ちょっと前にネットニュースで見かけて
 
そういえば『ぼっけえ、きょうてえ』って
 
タイトルは聞いたことはあるけど読んでいなかったなと
 
無性に気になったんです。
 
 
「ぼっけえ、きょうてえ」は
 
岡山の言葉で
 
「とても、怖い」
 
という意味だそうです。
 
 
言葉のインパクトがすごい。
 
一度聞いたら忘れられない響き。
 
 
そしてこの本も
 
一度読み出したら止まらない。
 
『カムカム―』(安子編)の岡山弁と重なって
 
とても親近感が沸き
 
短編集ということもあってか
 
一晩で一気読みしてしまいました。
 
怖いですけど。
 
怖いといっても、じわじわくる怖さです。
 
 
 
次に読んだ『夜啼きの森』は
 
実際の事件がモチーフになっていて
 
その事件は過去に興味があって調べたことがあったので
 
これまたサクサクと読み進められ
 
一晩で読み終えてしまいました。
 
 
本来、ホラーは好きじゃないんですけど
 
岩井志麻子さんの作品は
 
ホラーというより
 
人間の奥にある怖さ。
 
 
その生臭さがリアルだし
 
文体も心地よくて好きだし
 
情景が浮かぶ文章も
 
惹き込まれる理由かと。
 
 
 
怖いけど今夜もまた
 
次の作品を読んでしまうでしょう・・・ニヤリ