二千六百八十二年
水無月十一日丑の刻 現世去し 井本茂命
そっちに行ったらあかん!
早すぎる、
まだまだ早すぎるやろ。
あの日、桜の下で喜んで受け取ってくれた日の丸の徽章。
その胸に輝くのを見たかったけど
あれが永遠の別れになったとは、
大阪護國神社の朝拝、一緒に大祓を奏上させて貰う時、貴兄は常に早く来て待っていました。
俺は年下のくせに偉そうにしながら、ずっと甘えてばかりでごめんなさい。
大阪護國神社に行けば、
貴兄は又、いつもの様に先に来て待っていてくれるよね。
紀元二千七百年祭まで
あと十七年余。
その奉祝の様子を土産話に、
そっちに持って行くつもりやから。
今迄本当に本当にありがとうございました。
愚痴を言わず、弱音を吐かず、
言より行動で示す強き男、
良き日本人、
大好きな井本茂命の御霊の安らかなることをお祈り致します。
軍歌が大好きだった
貴兄と共に!