GHQの洗脳のすさまじさ | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

 ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(英語:War Guilt Information Program、略称:WGIPという言葉があります。これは洗脳を考えたGHQの作戦の名前です。これは徹底しています。目的は、この敗戦国日本を再びアメリカに牙を向けないように、完全な奴隷にするために、「愛国心・天皇・歴史、そのようなことをいう人間を徹底的に潰す」という意思に基づいてつくられた計画です。

 まず、剣道をやってはいけなかったのです。僕と同じ年代の人はまず剣道をやっていません。やってはいけないので、学校には剣道部・柔道もなかったのです。柔剣道禁止です。学校に剣道部もなかったのです。僕の世代で剣道をやった人は珍しいのです。僕は町道場へ通ったからできたのです。町道場まで行って剣道をやろうという人はあまりいなかったのです。防具を担いで通ったことが懐かしい思い出です。

 この剣道がどのくらい人生観に影響を与えているのかというとはかり知れません。僕の人生は剣道と共にあったと今は感じています。

 しかし、やってはいけなかったのです。そのうち、袋竹刀ができたのです。竹刀剣道はスポーツ剣道で、棒で殴り合うような競技はできたのです。

GHQの政策はどのくらいすさまじかったかというと、将棋をみればわかります。占領軍は「将棋もやってはいけない」と言ったのです。「将棋は頭を使って相手を倒す競技であるから、こんなもので日本人の頭が再び練りこまれたら困る」と思い将棋を辞めさせようとして、名人の坂田三吉を呼んだのです。すると坂田三吉がやり返したのです。「あなた方にはチェスがるでしょう。チェスをやるから戦争が起きるということはないでしょう。チェスはゲームでしょう。将棋もゲームですよ」と言って、辞めさせなかったのです。

 ともかくGHQの洗脳は徹底しています。戦前の教科書を墨で塗りつぶしたのです。僕たちも墨で塗りつぶした教科書を使ったことがあるのです。「日本の歴史は悪の歴史であった」と先生を洗脳したのです。「日本は外国を侵略しようとして武力を高めてきた国であり、侵略の歴史が日本の歴史だ」と教えたのです。

 GHQは、「韓国も植民地にして、中国も日本の大陸への侵略なのだ。その前の日露戦争、日中戦争も侵略の歴史であり、アメリカへの戦争も侵略戦争であり、日本の歴史は太古より一環として侵略の歴史である。これを正確に教えなければならない」とまず、先生たちを洗脳したのです。先生たちはそのように思ってしまったのです。

 日本の教科書では江戸時代までの歴史しか教えないのです。明治以降の歴史が大事なのに、明治から教えないのです。これはどこの学校でも同じです。日本の歴史を知らない人間が増えてしまったのです。

 僕たちの頃の先生は師範学校の先生が多かったのです。態度で日本精神を教えたのです。理屈で教えるとPTAなどがうるさいので、態度で日本精神を叩き込んでいったという感じです。だから僕のような立派な人間ができたのです。

 何度殴られたことでしょう。僕などは300回くらい先生に殴られています。何故、殴られたかわからないのです。態度で先生は日本精神を教えたのです。みな特攻隊帰りの先生ですからバンバン殴れました。

 僕達の年代しかわかっていません。先生は軍隊の教えをそのままもってくるのです。「立て!手を後ろにまわして歯をくいしばれ!」そこから始まるのです。それからバンバンとくるのです。まるっきり軍隊の殴り方です。しかも往復ビンタが飛んでくるのです。耳も一時聞こえなくなってしまったのです。さすがに僕の親父も怒って「どこのガキだ!行ってくる」と言って怒鳴り込みに行ったのです。親父も柔道家で一本気だったのです。

 僕は精神を鍛えられたのです。だから絶対に曲がっていないのです。左翼が何を言おうと僕には勝てません。子供の頃に金ちゃんという馬が近所にいたのですが、社会の先生が馬鹿な野郎で「動物に心はないのだよ。ただ動いているだけだ」と言うのです。僕が「金ちゃんは心がありますよ。餌をやれば挨拶するし、可愛がれば近寄ってきます。動物に心がないなんて先生おかしいのではないですか」と言ったら「うるさい、動物に心はないのだ!」と言うのです。そんな先生だったのです。

 当然、生徒にも反発がありました。三ツ池公園に全員の先生のお墓をつくってあげたのです。あれは怒りました。そんなこともありました。

 GHQは1万名の日本人の通訳を募集したのです。英語の達者な人間を集めてあらゆる書物、手紙などで、アメリカを批判する文章はないか、その連中に読ませたのです。それで、「こんなことを書いていますよ」と、通報させたのです。英語で通報した人間は普通の人の給料の5倍はもらっていたのです。

 日本人が日本人を裏切るのです。そこで、「あの戦争は、日本は悪くない」と言っている連中をみな捕まえたのです。牢獄に入れられてしまったので、識者はみな黙ってしまったのです。「日本は悪くない」と言った人間はみな牢獄に入れられたのです。

 「赤狩り」もありました。日本精神の反対のもので、ソ連が指導している共産党も革命政党ですから、ほっておくと大変な問題になります。事実、共産党は火炎瓶事件を起こして、武力でもって征服しようという武力路線があったのです。火炎瓶をバンバン投げて人が死んだり、殺したり、ひどいことをやっていたのです。今の共産党からは想像もできません。これも摘発したのです。

 GHQは徹底してやったので、日本人は馬鹿になってしまったのです。日本人は戦争について語ることもできなくなってしまったのです。新聞に大東亜戦争の小説をつくり、「如何に日本人が悪いか」ということを連載で書いたのです。

 その新聞を読み、学校では歴史を教えない、「日本が正しい」と言うと捕まってしまいます。このような状況を作り上げて、骨なしの日本人がずっとつくられてきたのです。僕と同じくらいの年齢の人は、どいつもこいつも馬鹿でダメです。僕は珍しいのです。僕はそのような教育を受けたから微動だにしません。僕には日本精神がしっかりと入っているのです。みなには日本精神が入っていないのです。

 僕の精神の入れ方は全然違うのです。掃除するときに、「かまわないから水をぶちまけてしまえ!」とバケツの水をばらまいて後からシュッシュッとふけばよいと思ったのです。そうしたら、その下が職員室だったのです。ボタボタと水滴が落ちて先生がすっ飛んできたのです。「何をやっているのだ。お前ら!」と先生が怒鳴るので、「掃除しているのです」と言うと、「バカヤロウ、職員室が水浸しだぞ!誰がこんなことを考えたのだ!」と先生が皆の顔を見るのです。どいつもこいつも根性がないから言わないのです。

 「僕がやりました」と言うと「よし、前へ出ろ!」と言われて前へ出てバンバンバンと殴られて、皆が下を向いてクックッと笑っているのです。前に出る精神が大事です。本当にすごくぶん殴られました。何をやっても失敗はぶん殴られるのです。それが教育です。言葉でグジャグジャと言いません。バチバチバチと殴られている間はなんだかよくわかりませんが、後でよく考えてみるとわかってくるのです。このような教育をされたのです。

 僕のような男らしい人間は、そのような教育をされないと出てきません。朝鮮人なら「知りません」と言って逃げるでしょう。1歩前へ出るのです。そのようなことをやってきたのです。

 剣道もそうです。誰もやっていないのに剣道道場に行っていたのです。本当に僕だけやっていたので、役に立ったのです。本当に叩きのめされて、道場の壁にたたきつけられたのです。一緒に町道場に通っていたのは、警察官とか、消防署員です。少年は二人しかいなくて、あとは大人だったのです。

 大人の中でやってきたので強くなったのです。学校剣道は同じ年齢ですが、町道場では相手は大人です。だから非常に気も強くなったと思います。剣道では日本刀に触れていたのです。道場には日本刀が10本くらいありました。誰が使ってもよいのです。剣道の型も真剣でやっていたのです。それはどのような日本刀かというと、火事で焼けた日本刀です。日本刀は焼けてしまうと価値がなくなってしまうのです。それは焼け身という刀ですが、真剣は真剣です。だから強くなったのです。徹底的なGHQのウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムに注意して、我々の精神の中に食い込んできているだらしない精神、もうそろそろ脱却する時期にきているのかなと思います。

 




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