中沢の一般質問中ですが、答弁できず休憩のまま。


昨日の朝、副市長から期限切れのワクチンを使用していたことは、インフルエンザワクチンで1件あった、とありました。


当初担当部は、他市では期限切れワクチンの使用で県に報告例はあるが、鎌倉市ではないといっていました。


しかし、1件あった。


県への報告は行っており、適切に対応している、との話。


すべての予防注射で調べるよう当初から話していたので、「やはり」と再度すべての予防注射での期限切れワクチン使用について調べるようお願いしました。


昨日午後、担当部は「インフルエンザワクチン以外でも、期限切れワクチン使用がわかりました、との話。


話がどんどん違っています。


そして今朝、使用期限切れワクチンの使用がインフルエンザワクチン以外で複数あります、との担当部からの話。


徹底的に調べるよう、再度話しました。


午後、平成26年度と25年度で8件予防接種で期限切れワクチンを使用していました、との報告。


最早、何を信用したらいいのか。


問題は、使用期限切れワクチンの使用があった場合、医療機関から鎌倉市に報告があり、鎌倉市から県への報告を行います。


そして患者さんへの聞き取りや健康被害などを調べ、経過観察を行います。


しかし、2年間で8件あったのに部長や次長が全く知らなかったという事実。


中沢が今回の質問資料を情報公開請求で公開されたのは、8月17日。


この日から事態の重大性を考え、担当部長や次長、担当副市長まできちんと話してきました。


しかし、今日になってようやく期限切れワクチンの使用件数が把握できるという、異常さ。


職員がきちんと上司に報告できない。



今朝担当部長は、「医師会からの白紙請求書は鎌倉市が依頼通知を出して受け取っていましたが、個別医療機関からは白紙請求書は受け取っていません」と報告。


本当ですか?


「はい、職員や医師会に確認しましたので間違いありません」。


複数の医療機関が、鎌倉市から白紙請求書を要求されて渡していると話しています。


「そんなことは聞いていないのですが。確認します」。


部下もきちんと報告しない。


都合のいい情報しか上げない。


子供たちも予防接種を行います。


子供たちの予防接種で期限切れワクチンの使用はないのですか?


「複数あります。でも、県へ届けてあります」。


怒りが。


そんな重大なことを、なぜ把握できていないのか。


県へ届けてあればいいという問題ではありません。


数日前まで、無いといっていたのでは。


就学前にいくつもの予防接種を行います。


その予防接種事務処理が。こんなに杜撰とは。



中沢が情報公開請求を行った資料は、昨日の午後各議員に提供するよう担当部に話しましたが、なぜか配布無し。


今日の夕方、「なんで配布しないのですか。すぐに配布してください。なんで議会が止まったままなのかわからないでしょう」と配布。


中沢の情報公開請求で事態が発覚してから20日以上。


この間にも、何度も議会で取り上げるからきちんと調べておくようにお願いしてきました。


しかし、「止まっても、議会が勝手に再開してくれる」と調べようともしていない。


事務局も「何とか再開できませんか」。


20以上前にきちんと説明して調べるよう話してきているのに、何にも調べてこなかったのは担当部。


期限切れワクチンの使用は無いといっていたのに、今日になって「8件ありました」。


しかも、子どもの予防接種でも。


こんな状況では、看過できない。


徹底的に調べすべき。


「時間がかかります」と担当部や副市長。


「使用期限切れワクチンの調査は命と健康の問題。命と議会運営とどちらが大事?。中沢は、迷うことなく命です」。


ようやく、副市長も「すべて調べます。時間がどのくらいかかるかこれからですが、すべて調べます」。


自分の子供も、もしかしたら期限切れワクチンを使用されていたのかもしれない。


他の子供たちも使用期限切れワクチンを使用されていたのかもしれない。


補助金対象の年齢の先輩方が、期限切れインフルエンザワクチンを使用されていたかもしれない。


使用期限ワクチンが使用されていたかどうかは、先月担当部が「使用期限ワクチンが使用されていた場合、補助金をお支払いすることはできません」といったことから、鎌倉市で把握できることはわかっています。


これ以上、1件もないことを祈っています。



この杜撰な事務執行の責任は、市長。


記者会見から逃げ、この事態になっても全く姿を出さない市長。


ある職員、「正確な報告をしたら、市長がどんなことをしてくるかわからないですから」。


それでも、正確な報告をしなくてはだめです。


市民の命と健康の問題なのですから。