4/7、最後のパニャリンピック(ハンデのある猫さんの譲渡会)が開催されました。

我が家からはニョッキ
(エイズ+、シニア、顎可動域狭い、フードアレルギー、肥満細胞腫切除済、全顎抜歯済、糖尿病寛解中)

そしてキャリーinしやすいからという理由でチョイスされがちな島ノ内さん(エイズ+一部抜歯済)

この2頭参加でした。

会場には
虐待形跡のある茶トラ兄妹

シニアのまぁくん

シニアで膵炎治療中のあまねちゃん

シニアのしのぶちゃん

シニアのコブJr.


以上のかわいこちゃんたちが参加してくれました。

私のインスタ垢からLIVE配信もしてます。
4/7 パニャリンLIVE配信


八幡地域猫の会さんからはパネル参加の猫さんたち。




くーまさんの物販。FINALなので安売り!私もいくつか購入しました〜

トミーさんの物販。こちらもちょっとした贈り物等に大助かりしてたので、買い溜めしました。
もう定期的にお会いすることは無くなるんですものね…😥

ニョッキ、相変わらずみんなにナデナデしてもらってご満悦です😊


知人やinstagram繋がりの猫仲間たち、里親様、猫ボラ様、色んな方がいらして下さり、本当に嬉しかったです💓


前回のパニャリンでは、熊本からわざわざパニャリンに日程合わせて大阪旅行決行し、ニョッキに会いに来てくださった方もおられました。

今回も遠方から遥々泊まりで来て下さった方や、出張でよって下さった方がおられました。

言ってしまえばたかだか猫見に足を運んで下さる…
ニョッキも島ノ内さんも私も、本当に幸せ者だと思います。

改めて感謝申し上げます、ありがとうございます。

そしてFINALには来れずとも、今まで来てくださった方、LIVE配信で応援して下さってた方、様々な形で気にかけて下さっていた方…

すべての方に心より感謝申し上げます。

ありがとうございます!!
。・゚・(ノД`)・゚・。

終わってから数日経つと凄く寂しくなりました😥
また今度詳しくお話しますが、私は2022年年明けから身体を痛めて現在も療養生活を送っています。

大して友人などもいない私は完全に社会から孤立した存在として過ごしてましたが、その中でパニャリンは唯一、病院以外で定期的に出掛ける場となってました。

出掛けるために数日前から内服薬を調整して、眠気や吐き気などが少なく済むようにして、出来るだけ万全の状態でパニャリンには参加してました。

一人でいるのは全く平気なのですが、人は所詮社会を構築する動物なので、本当に全く言葉を発することなく家にいるとあまり良い状態にならないのだな、と実感する中、パニャリンは良い社会リハの場となってました😂

それと、そうなる前から元々、ブログでも度々書いていたように、パニャリンのコンセプトが大好きでした。

パニャリンが無くなったのは寂しいですが、ハンデのある子たちも普通の譲渡会参加しても後ろ指さされることなくなったというのは、世の中がゆっくりながら良くなっていってる証拠ですね💓

喜ばしい閉幕としましょう(^^)/


でもどうか皆様忘れないで下さい。
家族を待ってるハンデ猫さん、シニア猫さんが沢山いると言う事。
そしてやはり偏見はなくなったといえど、仔猫ほど求められて居らず「保護猫」という状態で亡くなる子が多いという事。


そして保護されてる子に限らず、お外でのハンデ猫、シニア猫も沢山いるということ。

ほんの少しでも、手を差し伸べてあげてほしいです。
あなたが少し行動するだけで幸せになれる子がいるんです。

そんな子達の事、忘れないであげて下さい。






もう今週末ですが、4/7にJR塚本(大阪駅から1駅)より徒歩2分、スタジオyunicoにてパニャリンピックが開催されます。

パニャリンピックとは、ハンデのある猫さん専門の譲渡会です。

「ハンデ」の概念は個々それぞれなのは承知しておりますので、ここでは説明しませんが、パニャリンではエイズ陽性もハンデ猫さんとしています。



しかしそのパニャリンピックも今回の4/7を以て閉幕する事となりました。

でもとても良い理由での閉幕です😊

パニャリンが開幕されたのは、ある保護主さんが

「ハンデのある子を譲渡会に出すと、他の保護主さんや来場者様からの視線が痛い。可愛そうな子扱いされるのが辛い」 

とのご意見があり、「それならハンデのある子だけの譲渡会を作ろう!」と主催者様が立ち上げたのがきっかけでした。

ただ近年はそういった偏見も薄れ、他譲渡会でもハンデっ子は普通に参加できる様になりました。

なのでパニャリンのニーズは薄れ、閉幕に至ります。

もし気になってたという方は、是非とも最後のこの機会に遊びに来て下さい😊

うちからの参加はニョッキ✨


そして島ノ内さん(左は島ノ内さんが好きすぎる希少女子の茶胡ちゃん。不参加です)

もしかしたら他の子も連れて行くかもしれませんが、今のところこの2頭を予定してます。


パニャリンは譲渡会ですが、入場料1000円頂いております。

それはその日の参加保護主に直接還元されますので、来場する事がハンデっ子への支援となります。

なので

猫さんお迎え予定なくても🆗

猫カフェノリで🆗

保護猫ボランティアさんに相談したいだけも🆗

なのです😊


うちからは物販も出しております。


ハンドメイドの猫の木彫りやマキビシ、ヘアアクセサリー、そして左下は私が磨いた貝(笑)、右は発酵液です。

発酵液は匂い消しや掃除の洗剤代わりに使用することを提案しております。

自然由来のもので作ってますので、猫に優しいです。

例えば床掃除に洗剤や消毒液などを使い続けると、猫によっては謎に肝臓数値が上がったりします。

まさか床掃除が原因とは思わないから、病院でも原因不明で終わることが多いです
(てか猫の肝臓自体、原因究明が困難な場合が多いです)

なので日常的に使用するものは出来るだけ化学物質を含まない物が良いかな、と考えてみて、発酵液に辿り着きました。

売ってますが、ご家庭でも簡単に作れます。

気になる人はInstagramDMまたはパニャリン会場でお尋ね下さい😊


一人でも多くの人に来場いただけますように(*˘︶˘*).。.:*♡


昨年末の12月の話になりますが、うちから里子に出したシュウ君が心臓発作で急死したと連絡が入りました。


まだ若く、8歳でした。


朝方で、バタン!と倒れた音で里親様は覚醒。
混乱しながらも心肺蘇生など調べて行って下さったのですが、シュウ君が戻って来ることはありませんでした。

突然過ぎて、私もショックでした。

シュウ君はランちゃんという同腹の妹猫(姉?)と一緒に譲渡したので、ランちゃんは取り残されてしまいました。

↓ランちゃん


そして里親様はランちゃんを直ぐに受診に連れて行ってくれました。

ランちゃんの心臓を調べるためです。

私はシュウ君の火葬前、手を合わせに訪問させていただきましたが、ランちゃんはとても元気そうでした。
里親様から見てもランちゃんは元気で食欲もあり、特に変わった様子はないとの事。

けれどシュウ君も倒れる前は全く問題なく元気だったので、念の為、一応、といった感じでの受診でした。

ところがまさかのまさか、ランちゃんは肥大型心筋症で、肺への貯水も見られたのです!

即、利尿剤などの内服開始となりました。

シュウ君の急死にランちゃんの心臓疾患と、里親様にとっては大変な年末となってしまいました。

シュウ君は心臓発作で急死
ランちゃんは肥大型心筋症

恐らく遺伝的な問題だったのでしょうが…

まさかの結果に私も里親様もびっくりでした。



さて、ここからが本題です。

私はこのお話を通じて、皆様にお伝えしたいことが何点かあります。


①猫の心肺蘇生法、
ご存知ですか?

正直、心肺蘇生で再び息を吹き返す確率は低いと私は思ってます。

けど、しないよりは出来た方が、後悔は少なく済みます。
そして心肺蘇生の成功例が無いわけではありません(成功例については後で記載します)



こちらに幾つかYou Tube動画貼っておきますので、どうか閲覧して下さい。
そしていざという時、大事な我が子を助けてあげれるようにして下さい。

これはリズムをイメージしやすい動画です。
具体的に押す場所とかは出てませんが、短いし見やすいです。



こちらはもう少し詳しく解説されてます。



②毎年の健康診断、
心エコーはしてますか?

というのも、心臓疾患は血液検査や聴診では分からないことが殆どだからです。

元にランちゃんも、肥大型心筋症の診断下りましたが、聴診も血液検査も問題なしだったのです。

怖くないですか?肺に水溜まる位症状出てるのに、心雑音ないんですよ?

私はゾッとしました。

極論を言うと、貯水で呼吸困難になるか突然の発作起こすかしないと、心臓疾患は判明しないと言うことです。

↓こちらのInstagramの記事のコメント欄に、実際に猫の心臓発作の体験談を纏めてます。是非とも目を通してみて下さい。


数日前に健康診断して問題なしだったのに心臓発作で亡くなった、という例も数件あります。

また貴重な心肺蘇生法での蘇生した事例もコメント欄に載ってます。

とにかく、心臓疾患は発見されにくいのです。

聴診は殆ど意味ありません。心エコーじゃないと分かりません。

なのでどうか皆様、健康診断では心エコーも追加で行う様にお願い致します。

値段もそんなに高くはありません。

うちも受診時心エコーを順次行ってます。


あと最後に…
心臓疾患がなくても、心臓発作のリスクはどの子にもあります

心エコーで心臓疾患が無くとも、心臓発作にならないという保証はありません。

やはり心肺蘇生法は知っておいて損はないと思います。

どうか、上記にupしてるYou Tube動画、閲覧お願い致します🙇‍♀