システィーナ礼拝堂の続きです。
どんどん廊下を進んでいくと、自然にシスティーナ礼拝堂に入っていきます。
上を見上げると、天井いっぱいに
ミケランジェロの「天地創造」が、
中では、撮影禁止なので、これは絵葉書です。感じだけはわかるかな、と、、
真ん中の列を追っていくと、神がまず世界を作り、アダムとイブを作り、蛇にそそのかされ、禁断の実を食べて、楽園を追われ、、、
という、みなが知っている旧約聖書の、創世記の部分が描かれています。
広さは、うーん学校の体育館の半分くらいでしょうか。その天井いっぱいに、実にのびやかだと感じました。
そして正面を見ますと、「最後の審判」 真ん中にいるのはイエス、その右側、(向かって左側)に描かれているのは、マリアだそうです。
上の部分が天国で、下のほうが地獄だそうで、地獄の様子は実におどろおどろしく、天国には天使が描かれ、どちらにいくかわからない人々は恐怖に怯えた目をしている、、とガイドの方が言ってました。
とてもイエスとは思えないですよね。マリア様も、なんともなまめかしく、、男性は、みな筋骨隆々。
ミケランジェロの作品をいくつか見ていきますと、レオナルド ダ・ヴィンチとの違いがよくわかります。
静と動、と言いますか、躍動感に溢れています。「最後の審判」はミケランジェロの絵画作品の頂点と言われているんですって。5年半かけてこれを描いたんですね。
しばしの間、上を見たり、正面を見たりしながら、みな当時の雰囲気に浸っていました。
どんどん後から人が入ってくるので、自然に外に押し出されました。
ここが祭壇です。
上を見上げると、大聖堂のまあるい三角帽子の内側です。
あちこちに、素晴らしい絵画や、彫刻や、歴代のローマ法王の、像が置かれていますが、
この方は、日本にちょっと縁のある方だそうですよ。
ヨーロッパの優れた文明を持ち帰り、さらに数年かかって、日本に帰国した時は、日本はキリスト教弾圧の嵐が燃え上がっていたという訳です。悲しい末路をたどった少年達😞
2013年に誕生した、新しいローマ法王、アルゼンチン ブエノスアイレス出身の、フランシスコさんは、とっても人気があるそうですよ。
素晴らしい宮殿には住まないで、みなと同じ住宅に住んでいる庶民的な方だとか。
昔ここを訪れた時は、サンピエトロ大聖堂には入ったんですが、美術館は観てなかった。詳しく説明を受けながらでしたから、とても良かったです。ツアーの旅もいいものですね。
つづきます、、
( v^-゜)♪