皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
本日はスイーツレシピです。
私、基本的にお菓子作りが大好きなんですが
私の場合、
贈答品として作る場合と
家庭のおやつに作る場合とでは
気持ちもモードも違うし、
やり方も変えていくんですよね。
だって、家庭のおやつを作るのに
プロの技術なんて要らないわけで…
でも、お製菓においては
プロ仕様のこともちゃんと理解しています。
私がそういうモードになる時は
もちろん、パティシエシェフに
複雑なお菓子作りの工程を教えてもらう時、
それから、
大切な人に贈答品を送る時です。
今日のレシピの書き方は
ちょっとプロ仕様。
まあ、もちろん、私は
パティシエというわけではないので
『セミプロ主婦』くらいの立場で
レシピ記事を書かせていただきます。(笑)
今日、ご紹介するのは
マンゴーフィナンシェなんですが、
実はこれ、
日本国内でマンゴーが特産品となっている
宮崎県のお土産品として有名なもの。
でも、これが不思議なことに
ほとんどの日本人が知らない・・・(笑)
皆さんは知ってましたか
ここでまずは
レシピをご紹介致しますね
マンゴーフィナンシェ
<材料6個分>
●薄力粉(A) 30g
●アーモンドパウダー 30g
●卵白 1個分
●グラニュー糖 40g
●はちみつ 20g
●無塩バター(A) 60g
●マンゴーのシロップ漬け 2切分程度
(※缶詰のもの)
~下準備用~
●無塩バター(B) 5g
●薄力粉(B) 小さじ3/4程度
<下準備>
①薄力粉(A)とアーモンドパウダーは合わせてよくふるっておきます。
②卵白は常温に戻しておきます。
③マンゴーのシロップ漬けは、それぞれを4等分(フィナンシェにちょうど良く乗る大きさ)にカットして6個分だけ取り出してキッチンペーパーでよく水気をふき取っておきます。
④下準備用の無塩バター(B)を耐熱容器に入れて500Wの電子レンジで20秒ほど加熱して溶かします。
<作り方>
1.フィナンシェ型に下準備④の溶かし無塩バターを塗ってから薄力粉(B)を茶こしで全体にふりかけてから余分な粉を払って冷蔵庫に入れておきます。
2.焦がしバターを作ります。
鍋に無塩バター(A)を投入して中火にかけて少し茶色くなるくらいまで加熱してから火を止めて、40度程度まで冷めたらはちみつを溶かし入れておきます。
3.ボールに下準備②の卵白とグラニュー糖を投入してヘラでよく擦り混ぜます。
4.下準備①の粉類を投入してさらによく混ぜます。
5.4に2の焦がしバターを投入してよく混ぜ合わせ、ラップをして30分ほど置きます。
6.5の生地をフィナンシェ型に6等分に平らに詰め込みます。
7.6の上に下準備③のマンゴーのシロップ漬け6切を乗せてから、あらかじめ予熱した180度のオーブンで20分程度焼きます。最後は端の方が焦げやすくなるので目で見て焼き目をよく確認するようにして下さい。
<ポイント>
(※1)マンゴーのシロップ漬けはとても崩れやすいので、いったん全部ザルにあげてから手で取るようにしましょう。
このフィナンシェ、
食べてみたらビックリすると思うんですが
もう、本当においしいんですよ~
マンゴーが口の中でとろけます
こんなにおいしいものを
日本人パティシエの皆さんも
特に作ってはいないみたい・・・
唯一、宮崎県だけが
細々とお土産品として売っているだけ・・・
なので、このすこぶるおいしい
マンゴーフィナンシェを
ぜひ皆さんに知って頂きたいと思って
今日はレシピ記事を書きました。
これは誰に持って行っても
絶対に喜ばれる味ですよ~
そうかといって、
私もその宮崎県のお土産品を
食べたことはないので
それらの品物のお味は
まったくわからないのですが・・・
いやいや、私が今日ご紹介した
マンゴーフィナンシェのレシピは
絶ーーー対においしいですよ。
娘も食べた瞬間、卒倒しておりました。
もちろん、私も
皆さんもぜひ一度作ってみて下さい