ある生徒さんのお話。
今年度中に
最後まで弾けるようにする
そう目標を立てたのは
昨年の8月。
フルタイムで働きながら
隙間時間に練習曲に取り組む。
毎日弾ける日もあれば
全く弾けない日が
続いたこともあると思います。
それでも
一歩一歩、ゆっくりでも
前に進み続けて
最後まで弾けるようになりました。
（間に合ったのです！！）
また、別の曲を数年弾き続けて
いろんなバージョンの楽譜を参考に
アレンジを組み合わせて
自分のレベルアップに応じて
曲の難易度もあげていっています。
もちろんそれに伴い
スキルも必要となるわけで
あらたな奏法も出てきますが
手が突っ張る感覚を感じては
弾き方を改善して、、、
の繰り返しをしながら
ゆっくりと習得しています。
直前追い込み型よりも
確実に一歩ずつの方が
進んでいけると思うし
難しい曲を弾いてるからとか
曲が簡単だからとか
そんなことは全く関係なく
その人の楽器に向かう
姿勢や心構え
もっと大きく言えば
人となりも
出るような気がします。
そして本当に
積み重ねている人は
音が光るような瞬間がありますね。
楽器への取り組み方は
本当に人それぞれですが
やりたいのならやれ！
と思うし
できるようになりたいのならやろうよ！
と思うし
なんとなくサラリと弾いている人でも
真剣に練習して積み重ねてる時間は
きっとあるだろうし
楽しめない時期もあっただろうけど
それを甘く見ることなく
安易な気持ちじゃないというか
なめてないというか、、、
言葉って難しいな。
真摯な姿勢、がちゃんとあるっていうかね。
舞台でのあり方とか
演奏者としてのあり方
そんなことを
考える時があるのですが
形ばかりにとらわれるのではなく
見栄とか華やかさとか
そんなことばかりに
とらわれるのではなく
できるようになりたいことができるように
やりたい形でできるように
純粋な部分、大事な部分を
忘れないで
自分もいたいなと
その姿をみて思います。
色々同時進行中で
考えることもたくさんですが
そんな姿は
自分も頑張ろうと思えたりしますね。
自分はどんな目標を立てようかな。
または立てなくても
忘れている気持ちがあるなら
思い出してみようかな
そんなことを思いました^ ^
一つずつね
一歩ずつ。
