リッツカールトン東京のメインダイニング「アジュールフォーティファイブ」の
スターシェフだった宮崎シェフが独立、2021年10月に溜池山王に
カウンターフレンチのレストランをオープンしたと伺い、
以前より気になっていたAMARANTOS 「アマラントス」
運良く予約が取れましたので、観劇後のディナーにお伺いしました。
店名の「アマラントス」はギリシャ語の花名から。
「不死、不滅」等の花言葉に、色あせることなく後世に語り継がれるものにしたい
という想いを込めて、命名したとの事です。
溜池山王・ANAインターコンチネンタルホテルを、大通りを挟んだ反対側
赤坂方面に入りますと、一方通行の細い道が入り組んだ一帯
この辺り私は初めて足を踏み入れましたが、夫の話では、周辺は、赤坂の小さな
料理屋さんが沢山ある地域だそうです。
白っぽいタイルの外壁の小さなビル、少し奥のエレベータにて、
二階へと上がりますと
エントランス(公式HPより、外観・内観のお写真3枚をお借りしました。)
重厚な扉をあけて、奥に進みますと、全8席のカウンターダイニングが
広がっています。
カウンター内にはオーナーシェフの宮崎シェフが。
ぱっと目が合って、軽く会釈を。
実はお会いするのは初めてなのですが、印象的な目立つ風貌ですので、
一目で宮崎シェフだとすぐに分かりました。
この似顔絵↓通りです(笑)
宮崎慎太郎シェフの経歴は、簡単にまとめますと、
当初はパティシエとしてスタート、その後フランス料理の基礎をル・ブルギニオンで
学び、オーグードゥジュールを経て、渡仏し修行。
帰国後2007年に丸の内の「オーグードゥジュール ヌーヴェルエール」のシェフに
就任、7年間ミシュラン一つ星を獲得。
2014年にリッツカールトン東京のメインダイニング「アジュール
フォーティファイブ」のシェフに就任、ミシュラン一つ星を6年間獲得
2021年10月に自身のお店「アマラントス」をオープン
2023年にミシュラン一つ星を獲得
との事です。
カウンター内には、「ヌーヴェルエール」時代からの相棒の
パティシェの宮島由香里シェフも。
お席にご案内下さったのは、やはり「ヌーヴェルエール」時代からのお付き合いの
マネージャーの鴨志田大史氏
詳細は、公式HPよりどうぞ → ☆
店内は、それ以外に入口入ってすぐに、個室もあります。
私達がラストの入店でカウンター8席は一杯に、個室もその後すぐにお客様が
見えられ、店内は満席になりました。
席数が少ないので、週末は早めの予約が必須かと。
いずれは予約困難店になりそうな予感です(だから本当は誰にも教えたくないかも)
ディナーのメニューは、お任せコース19800円(税込・別途10%サービス料)
コースの内容は、季節やその日の仕入れによって変わりますが、フィンガーフード、
アミューズブーシュ、前菜3品、お魚料理、お肉料理、アヴァンデセール、デセール、
食後のお飲み物と小菓子の構成のようです。
今宵のメニューは
ワインはボトルもありますが、グラスシャンパンにワイン5杯のペアリングが
あるとの事でしたので、ペアリングをお願いしました(フルペアリング12650円税込)
では、お食事のスタートです。
乾杯のグラスシャンパーニュ
リーディンググラスをバッグにしまったままにて、エチケットの字が見えなかった為
ペアリングワインはお写真のみの紹介で失礼します(;^_^A
夫は、グラスシャンパン以外に、ビールもオーダーしていました(1200円)
①フィンガーフード3種
手前右から、キャビア(イスラエル産)とサワークリーム
右奥は、キントア豚のパテとマスタード、左手前は、シャドウクイーンのチップス
どれも手が込んでいて、レベルが高く、とても美味しいです
②アミューズブッシュ
とうもろこしのシャーベット
とうもろこしのシャーベットの上には、焼きトウモロコシとキャラメルソース
適度な塩気のある濃厚なとうもろこしのシャーベットに、キャラメルの苦みが絡み、
得も言われぬ複雑のお味で、とても美味しいです
おいちい~~~~~
アミューズブッシュの段階で、既に心をしっかり鷲づかみされてしまいましたよ
余りにも美味しいので、グラスシャンパンを夫の分まで拝借して
③前菜1
真鯛のカルパッチョ フヌイユのソース トマトのジュレ
イタリアンでカルパッチョはいつも頂いていますが、フェンネルのソースやトマトの
ジュレが絡んだカルパッチョは、これぞザ・フレンチという感じで、複雑かつ
奥行きのある味わいで、美味しいです
ペアリングワインは、ロワールのソーヴィニヨンブラン
真鯛のカルパッチョとも合って、美味しく頂きました。
パン1
自家製のシフォンサレ
熱々焼き立てふわふわのシフォンは、中に何が練り込んであるのか忘れて
しまいましたが、旨味と適度の塩気が口いっぱいに広がり、美味しいです。
燻製バターとの相性も抜群
これだけでワインが飲める美味しさです(笑)
いつもフルコースの時はパンを頂かないのですが、余りにも美味しくて、
全部食べてしまいましたよ。
長くなりそうですので、続きは次エントリーにて。
お読みいただき、有難うございました。