7月下旬にディナーにお伺いしたミシュラン一つ星のカウンターフレンチ
AMARANTOS「アマラントス」のご紹介、前エントリーの続きです。
オーナーシェフはリッツカールトン東京のメインダイニング「アジュール
フォーティーファイブ」のシェフに2014年に就任、6年間連続ミシュラン一つ星を
獲得、2021年10月に独立され「アマラントス」をオープンされた宮崎慎太郎シェフ
ディナーは、お任せコース 19800円(税込・10%サービス料別途)
今宵のメニューはこちら↓
ワインは、フルペアリング12650円(税込・10%サ別途)をオーダーしています。
さて、お任せコース4品目は、
④前菜2(温前菜)
リドヴォー 南瓜 レッドソレル
新鮮なリドヴォーを生地で包んで揚げたもの
言われなければ、リドヴォーとは全く分からなく、癖がまるでないです。
南瓜のソースと確かキャラメル?(記憶がなく済みません・汗)
ペアリングワインは、アルザスのリースリングやピノブラン他をブレンドしたワイン
「エデルツウィッカー」
初めて頂きましたが、ほのかな花の香りもして、するすると飲みやすく、
夏にぴったりのリースリングの印象でした。
お料理もワインも癖がなく、ぱくぱく、するすると、美味しく頂きました。
パンその2
マドレーヌ
こちらも熱々、さくさくです。
見かけはマドレーヌですが、お味は全然スイーツのマドレーヌではなく、
塩味ベースに香辛料が練り込まれた複雑なお味にて、これまた、ワインのお伴に
ぴったり(笑)
燻製バターと一緒に頂くと更に美味しいです
パンはその3も用意されていましたが、私はさすがに、3個目は頂けず、残念。
夫は勿論3個目もお願いし、美味しそうに食べていました。
シェフがパティシエ出身だけあり、自家製のパンが、どれも他では味わえない
独特な美味しさで、とても美味しかったです
⑤前菜3(温前菜)
小美玉子 黒トリュフ コンソメ
中央の白いスフレ状のものの中には、小美玉子の黄身が入っています。
上はオーストラリア産の冬トリュフ(いわゆる黒トリュフ)
最近お家トリュフを頂く為に、トリュフのお勉強をしたばかりにて、
今までよりは少しだけトリュフに詳しくなった私。
トリュフのランクは、白トリュフ>黒トリュフ>サマートリュフ(秋>春>夏)
もっとも高価で華やかな香りがトリュフの王様の白トリュフ
その次が、冬に取れる黒トリュフとの事。
夏の時期は、サマートリュフよりは香りが豊かな黒トリュフ(冬トリュフ)を、
南半球のオーストラリアから輸入してレストランでは使用しているという事を、
最近知ったばかりですよ(笑)
トリュフと卵の相性が良いこともお勉強しましたし(てへっ)
少し脱線してしまいましたので、お料理のご紹介に戻ります。
先ずは、コンソメスープを味見しましょう。
このコンソメスープ↓がめちゃめちゃ美味しいです
こんな美味しいコンソメは、過去の記憶も含め1~2位くらいの超絶の美味しさ
美味しいコンソメスープに、メレンゲを壊すと温玉と黒トリュフ
鉄板の美味しさですね
もうもう、何て、美味しいんでしょう
余りにも美味しくて、幸せ過ぎです(笑)
ペアリングワインは、ジョージアのオレンジワイン
最近流行りのオレンジワインですが、オレンジワインって、私的には、
軽いと言いますか、主張や旨味がなくて、自らは絶対選ばないです(;^_^A
正直、ワイン単独ではかなり残念感がありましたが、香りも主張も余りない分、
トリュフと濃厚なコンソメのお料理を邪魔する事なく、
むしろお料理を引き立てているような?
これは、やはり、良いマリアージュというのでしょうね。
今宵頂いたお料理は、どれも私好みで、とても美味しかったですが、
一番のお気に入りは、このトリュフとコンソメのお料理でした。
とってもとっても美味しかったです
⑥お魚料理
甘鯛のポワレ
皮目は香ばしく中はしっとりと焼かれた甘鯛に、
おソースはお魚の出汁で取った白ワインベースのソースと、付け合わせの野菜の
ピューレ、白い泡は何だかしら?
お昼前にブランチを頂いたまま観劇に出掛け、ずっと飲まず食わず状態だったため、
早くも酔いが回ってしまい、以後余り詳細な記憶がなくすみません。
兎に角、お魚の出汁で取ったおソースも、甘鯛の焼き加減も好みで、
美味しかったです
ペアリングワインは、
ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ
コルトンのお隣の村ペルナン・ヴェルジュレヌのシャルドネ
甘鯛と共に、美味しく頂きました
メインのお肉料理用に、鹿の角を柄にしたナイフが登場
本物の鹿の角を使用しているため、ナイフの柄の形は、全て違います。
⑦お肉料理 伊良湖黒牛のフィレのロティ
良く分かりませんが、見た目は、胡椒をきかせたイタリアン的な焼き方?
でも、中はしっとりと、すっとナイフが通り、とても柔らかいです。
フィレ肉(赤身)ですが、適度な脂の甘味や旨味もあり、食べる程に美味しさが
増していきます。
おソースの説明を忘れてしまいましたが、鉄板焼きやイタリアンではなく、
やはり、フレンチですね。
フランス料理の美味しさを感じるお肉料理にて、美味しかったです
ペアリングワインは、ブルゴーニュ・ヴォーヌ・ロマネ村のピノノワール
ラドワ・ブイッソン2017
メインに合わせ、良いワインが出て来ましたね
大好きなヴォーヌ・ロマネのピノノワールと共に、柔らかなフィレ肉、
とても美味しく頂きました
⑧アヴァンデセール
高知県産ミルクのアイスクリーム 喜界島の塩とオリーブオイル
いつも、飲んべいの私には、デザートはおまけのような感じなのですが、
パティシエ出身の宮崎シェフと宮島シェフだけあり、パン同様、デザートも
とても凝っていて、練られた上の高度な作品という感じで、とても美味しいです。
このミルクの塩アイスクリームも、とても好みのお味で、本当に美味しかったです
⑨グランデセール
メレンゲ プラム ココ
美しい白のメレンゲを割りますと、中からとても手の込んだものが何種類も
出てきて、超美味
感動したのですが、酔っぱらっていて、詳細忘れてしまい面目ないです(;^_^A
⑩食後のお飲み物と小菓子
ミニャルディーズはピスタチオ
このボケ写真を見れば、酔い加減がお分かりかと(;^_^A
ミニャルディーズ小さな一個も、手がとても込んでいて、美味しかったです。
食後のお飲み物は、ハーブティーのブレンド(何のブレンドだったかも
忘れてしまいましたが・汗、紅茶ではないですよ)
以上で、お食事の紹介は終わりです。
お会計は、お任せコースとフルペアリング2点に、夫のビールも加えて、
税・サ込で二人で72000強でした。
お料理のメニューは、その日によって、毎日変わるそうです。
とても美味しかったので、季節毎に是非とも伺いたい、お気に入りのお店が
出来ましたよ。
マネージャーに伴われエレベータに乗り一階に降りましたら、ビル入口に、
宮崎シェフも待っていらっしゃって、ご丁寧にもシェフ自ら、
お見送り頂きました。
夫も驚いておりました。
宮崎シェフにわざわざお見送り頂き、感激です。
ご馳走様でした。
本当に本当にとても美味しかったです。
今度は、秋ごろ、また是非ともお伺いしたいですね。
有難うございました。
お読みいただき、有難うございました。