今年は母の事もあり、お花見に行くのは無理かしらと思っていました。

 

が、昨日の日曜日は久しぶりにお花見日和の良いお天気に恵まれましたので、

 

ご近所の靖国神社まで、ちょこっと満開の桜を見に行って来ました。

 

 

 

 

 

日曜日という事もあり、靖国神社はとんでもない人出です。

 

 

 

 

でも広いですから、千鳥ヶ淵緑道のように密にならずに大丈夫。

 

 

 

 

満開は過ぎていましたが、まだまだ十分に見頃にて桜を堪能する事が出来ましたよ。

 

 

先ずは、美しい桜のトンネルの中を潜り抜けて、神池方面に向かいましょう。

 

 

 

 

逆光で行きは上手くお写真は撮れませんでしたが、折しもちょうど風がゆるやかに

 

吹いて、桜のトンネルからはらはらと花びらが舞い散って、風情があって、

 

とても綺麗でしたよ。

 

 

 

 

 

 

 

神池に到着しました。

 

神池周辺の枝垂れ桜は、ほぼ散ってしまったようです。

 

 

 

 

 

神池奥の滝の周辺の枝垂れ桜の木に、僅かに桜が残っている程度にて、緑の方が

 

目立ちますね。

 

 

 

 

でも、池には、散った花びらが花筏となって浮いていて、これはこれで

 

なかなか風情があります。

 

 

 

 

大きな錦鯉も

 

 

 

 

神池の右手には、古いお茶室が2軒ほどあるのですが、奥に更に新しい立礼の

 

近代的なお茶室が出来ていました。

 

 

 

 

この日は、お茶会も開かれていましたが、多くの花見客で賑わう中、桜のトンネルの

 

下をお茶会用の車が何台も通られて、許可はとられているのでしょうが、

 

結構迷惑に感じました(;^_^A

 

 

では、桜のトンネルを戻りましょう。

 

 

 

 

帰りは逆光ではありませんので、綺麗な青空と桜のコントラストが美しいです。

 

 

 

 

 

 

 

標本木のある境内の広場に戻って来ました。

 

 

 

 

能楽堂と桜

 

 

 

 

標本木

 

 

 

 

 

さすがに標本木の周りはすごい人です。

 

海外からのお客様も多く、日本の桜を喜んでいらっしゃるお気持ちは分かりますが、

 

古木の枝を無理やり強い力で下に引っ張って、ずっと記念写真を撮影し続けるのは

 

どうかしら。

 

マナーを誰かが教えてあげないと、枝が折れないかはらはらしてしまいましたよ。

 

まあ千鳥ヶ淵緑道辺りでは、日本人も自撮りや花びらのアップの撮影のために

 

結構やっている方をお見かけしますが(;^_^A、桜の木は大切にしましょうね。

 

 

望遠にすれば、アップも何とか撮影できるのですから。

 

 

 

 

能楽堂と桜

 

 

 

 

社務所と桜

 

 

 

 

 

この辺りで靖国神社は後にして、外濠まで少し足を延ばしてみましょう。

 

北側出口手前辺りに、私より10歳程若い娘さんに連れられた80代ぐらいの年配の

 

ご婦人がいらっしゃいました。

 

そのお母様の方が、

 

「なんて綺麗なの~。こんな美しい桜の景色は、生まれて初めてだわ~」と、

 

満開の桜の咲き誇る様を見て、喜びの声をあげていらっしゃいました。

 

 

彼女が立っている所からは、左側には境内広場の咲き誇る満開の桜↓が

 

 

 

 

右側奥には、神池に続く満開の桜のトンネルが広がっていました。

 

 

 

 

ご高齢のご婦人がどちらの桜を見て感動されたのか、あるいは両方を目にして歓声を

 

あげられたのかは不明ですが、喜ぶご婦人の姿を見ながら、私もほっこり。

 

最近母を亡くした私には、このお嬢様は本当に良い親孝行が出来たと羨ましくも

 

あり、じ~んとプチ感動です。

 

 

話は少し飛びますが、少し前3月28日にTBSで放送されたプレバトの俳句春光戦

 

にて、桜をお題に森口瑤子さんが詠まれた句

 

「束の間の正気の母と花の道」

 

残念ながら確か第五位だったかしら?

 

でも、私は、森口さんのこの句が一番好きでしたし、心に残りましたよ。

 

 

 

さて、お花見の話に戻します。

 

街路樹の桜

 

 

 

 

街路樹でもこの人だかりですよ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

まあ、左側の外濠公園の土手よりは、街路樹の桜の方が確かに美しいです(笑)

 

 

 

外濠の土手から

 

 

 

 

 

 

 

持病の腹痛がして来ましたので、外濠はこの辺りでやめて、帰宅する事にします。

 

 

 

おまけは、同じ日の夜桜

 

 

 

 

 

外食をしてほろ酔い気分の夜桜でした。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、有難うございました。