「私なんて、私には何もない」
これがMちゃんの口癖でした。
私がほとんどやらないマンツーマンセッションに、入ってきたMちゃん,
機能不全家庭で育った彼女の、心の傷は深く、ずーっとカウンセリングに通い、決められた時間の中で心を打ち明け、すでに何年も過ごしていること。
そのドラマは、聞いてるこちらも痛くなるようなそんなお話でした。
Wikipediaより
機能不全家族(きのうふぜんかぞく、英: Dysfunctional family)は、家庭内に対立や不法行為、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクト等が恒常的に存在する家族を指す。機能不全家庭(きのうふぜんかてい)とも称され、その状態は家庭崩壊(かていほうかい)、もしくは家族崩壊(かぞくほうかい)といわれている。
彼女の課題は大きく重いのにも関わらず、私が解決の糸口を提供できるか?なんて心配はまるでなく。
私には彼女が、誰かの前で話してるイメージしかなかった。その彼女の体験経験が世に出るイメージしかなかったのです。
絶望的だと毎回話す彼女でしたが、私はそれを受け取らない。。。絶対あなたはその体験を誰かに紡ぐと言っても「そんなわけありません!」
毎回そんな話をしていたなー。
ただ、彼女の傷が深くて癒えていないのも事実で、これからもトラウマ解放セッションに何年も通うのか?それでいいのか?疑問に思った私は、彼女を何とかしたくて、MERを受けたのです。
MERとは、アメリカの軍でも使われる神経言語プログラミングの最上位技術、戦争後の軍人のトラウマ解消に開発された技術です。
彼女のためにいくらだったかな?100万はしなかったと思うのですが、これがあれば彼女が楽になるかも!と受けたのです。
結論から言えばMERはやっていません。
MERで私が解放されすぎて、最強になり、BeYouを開発したから(笑)
なので、とにかくおいでおいで。
このマンツーマンセッションではない、こっちだよーと待っていたのです。
でも、丁重に
「私は人間不信だし、人がいるとかで私についてなんて絶対話せませんから無理です」
と言ってました。
次に続きます。